4さらに興味深い事に、筋骨格系疾患の患者の病歴を調べると、緊張性頭痛、偏頭痛、胸焼け、胃酸過多、食道裂孔ヘルニア、 胃十二指腸潰瘍、大腸炎、過敏性大腸炎、麻痺性大腸、花粉症、 喘息、前立腺炎、湿疹、乾癬(かんせん)、にきび、めまい、 耳鳴り、頻尿、反復性膀胱炎、などの病歴を9割の患者が持っていたのです。 そして、これらの病気の共通点が全て「心身症」と呼ばれる病態だったのです。 要するに「筋骨格系疾患を抱える患者の多くが、 心理的緊張によって生じる病態(心身症)を過去に経験していた」のです。 と言う事でTMS(Tension Myositis Syndrome)「緊張性筋炎症候群」の緊張とは “こころの緊張”の事を言って居るのです。 |