2016/08/25(木)16:44
あしの構造
あしは、脚部と、足部に分かれています。
くるぶしから下が、「足」で28個の骨からなっています。
脚部は、太もも(大腿)の骨、大腿骨を、膝から下の骨、腓骨と脛骨が支えていて、脛骨の下の端と足側の骨距骨が滑車のように組み合わさって、脛骨が前後に動き安くなっています。
そのおかげでつま先の上下運動がスムーズに出来るのです。
しかし、ほかの運動は、内くるぶしと外くるぶしが距骨を抱くように成っているので動きはごく小さな範囲に限られ、横の動きに対し故障をし易くなっています。
特に外くるぶしは内くるぶしに比べ下に位置する為、足は内側に比べ外側に曲げにくくなっています。
くるぶしから下の足部は、大腿骨から脛骨を通る上からまっすぐンかかる重力を、距骨がまず受け止め、それを踵の骨の底部内側前端と親指の第一中足骨の接地点との間の靭帯のアーチでバランスよくばねのような動きで支えています。
この人体に異常な力が加わったり、病気や老化により弾力を失いアーチに復元力が無く成ったり、切れたり、緩んだりすると歩くのにも支障が現れます。
日頃あまり歩かない人が、歩きすぎる事で傷める事も多くあります。