赤かったヘッドバンガーの『ホナウド教っぽい感じのアレ』

2007/05/02(水)18:10

おおきく振りかぶって

マンガ(その他)(32)

「おおきく振りかぶって」はアフタヌーン連載の野球マンガ。 作者はひぐちアサ。ウィキペディアによると、1970年生まれ。女性。 大学在学中はスポーツ心理学を専攻だそうだ。 ひさびさ、中をまったくみず、予備知識もなく、 本屋ではじめてみて、 POPと帯と表紙だけで、面白そうな予感がした。 なんやろね。 以前・・・、今よりもっとたくさんマンガを読んでいたころは、そういうのんがよくあったんやけど、何年ぶり・・・10年ぶりくらい?、に、直感的に、コレおもろいんちゃうかいなと、きたわけや。 さっき気づいたんだけど、くろぬこさんとこの日記にあったので、それも記憶に残っていたんだろう。 とにかく、久々の当たりくじをひいた。 期待以上におもろい。 主人公の三橋君がいくことになった高校は野球部が新設で、オール1年生というところから始まる。 まず、主人公のキャラクタがおもしろい。 三橋君は中学でもぱっとしないどころか、めっちゃ弱気で、めっちゃいじいじしとる。人と目をあわしてものも言えないくらいのへなちょこっぷり。 球速もないし、身体能力も特別じゃない。 ただし、数種類の変化球と、抜群のコントロールがある。 それを巧みなリードで引っ張っていくキャッチャーがいて・・・なにやら優秀そうな監督がいて・・・という感じ。 小さな巨人里中くんと山田くんみたいかっていうと、里中くんはやたら強気だし、山田君は最初からスーパースラッガーだし、ちょっとちがう。 並の選手っていうか、最初弱気って言うところではキャプテンの谷口君とも似ているけど、結局谷口君の努力とリーダーシップでチームを引っ張っていくっていうお話だし、それもちょとちがうみたい。 みんなが個性を出し合ってといところではルーキーズなんか似てるんかも知れんけど、試合運びのスポーツとしての心理描写とかは、まだドカベンのほうが豊かやし、それもちょとちがう。 一巻を読んだ限りじゃ、わりと登場人物一人一人の心理がよく考えられているのがわかる。ちょっとした会話でもリアリティがあって面白い。 大御所野球マンガでは特に主人公や、個性際立つスーパーキャラの活躍が中心になっちゃう。その点多分、このマンガではもっとチームワークというか、適材適所というか、色々なシチュエーションでの心理的描写に期待できそうや。 あのー、 いまふと思い出した漫画・・・ タイトル出てこうへん・・・ きもちわるい。 すごいすきやってんけどなぁ。

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