|
テーマ:お勧めの本(7395)
カテゴリ:少年漫画
「風雲児たち(4~8巻)」(作:みなもと太郎) (蘭学黎明編) ※この巻数は、ワイド版のものです。 以前テレビでやっていたんですけど、「あなたの一番好きな偉人は?」 と言う質問で1位を獲得したのが織田信長だったんですが 個人的にワタクシが日本史上で最も好きな人、それは平賀源内であります! ハッキリ言って、織田信長の100倍は好きです!! (要するに織田信長は、嫌いなんですけど) そして、ワタクシを平賀源内のファン(?)にしたのが 実はこの「風雲児たち」なのでありますね~♪ 初めて読んだのは、12歳の時。その時のワタクシの心情は 「日本にこんな天才がいたんだ~」 ただ、ただ、驚くばかりでした。 歴史の中では地味な部分かもしれませんが 本当に面白かったです。この漫画を読んでいなかったら 「前野良沢」などの蘭学者について ワタクシが興味を持つことなどおそらく無かったでしょうね。 辞書も無い、先生もいないそんな時代に果敢にも 「ターヘルアナトミア」の訳にとりかかった 前野良沢、杉田玄白、中川順庵・・・。 言葉にできない壮絶な苦労を重ねた末に 出版された「解体新書」には何故か 前野良沢の名前が、無かった・・・。 日本史上、最大の天才、奇才平賀源内。 彼が「エレキテル(電気)」の箱を作ったのは 発明王エジソンが生まれる100年も前だった。 8巻は源内の死で終わるのですが、ワタクシ 涙、涙、涙でございました。教科書では決して 学ぶことができない“日本史”がここには存在します。
総合評価 ★★★★★
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.05 18:18:40
コメント(0) | コメントを書く |