225取引開始
本日、4月6日(金)、ドットコモディティのホームページにてご案内をしていますが、4月9日(月)から、株の先物取引の日経225について、ドットコモディティが取引を開始いたします。日経225は大阪証券取引所(大証)で取引されている、日本で最も出来高の多いデリバティブ取引です。具体的には、最近1万円を超えた日経225の値が、3,6,9,12月の一定期日にいくらになるかによって現金のやり取りを行う先物取引です。日経225の数値の1,000倍で約定代金が約1,000万円の通常のものと、その1/10の約100万円のミニとがあります。また、225のオプション、すなわち一定の金額で通常の225を売ったり買ったりする権利の売買もできます。通常の225は約40万円、225ミニは約4万円の証拠金を預ければ取引ができます。約定代金を証拠金で割って得られる値であるレバレッジは、約25倍です。1回の売りまたは買いの取引(いわゆる「片道」)のためにお客様からドットコモディティがいただく手数料は、消費税込で、通常の225では国内の商品取引と同じ472円/枚、225ミニでは52円/枚です。約定代金が約44万円の金ミニ(金100g)の手数料が105円/枚となっていますので、約定代金あたりの手数料を比べた場合、225ミニは金ミニの1/4~1/5とお得になっています。取引の形式は、ドットコモディティが金融庁の登録を得て金融商品仲介業者となり、金融商品取引会社(金商業者)であるフィリップ証券への口座開設を仲介する形になります。契約の上では、ドットコモディティではなく、フィリップ証券に225の口座を開設いただき、フィリップ証券にあらかじめ証拠金を入金してお取引いただくことになります。しかし、お客様が取引のために利用するツールは、ドットコモディティがコモディティについて国内・海外の取引所やCFDの取引のためにお客様に提供しているFormula(フォーミュラ)と同一のものです。すなわち、お客様は国内の商品取引などの画面と同一の画面で225の注文発注が可能になるのです。また、同じ画面からコモディティ、225のチャートなどの取引に必要な情報を得ることができます。フィリップ証券とドットコモディティとは別会社ですので、商品先物取引口座等と225口座間で直接預け資金の振替えはできませんが、コモディティと225との損益を合算して画面上で見ることができます。今回、取引ツールの上で、コモディティと225の「ワンストップ取引」を実現いたしました。また、Formula(フォーミュラ)という同じ取引ツールですから、画面の操作方法などが225含めた全銘柄とも共通で、画面操作方法を新たに習得するという負担がなく、コモディティのお客様が225に取り組めます。 コモディティとは値動きが異なり、また、流動性が高いデリバティブ取引を、ドットコモディティの4万口座のコモディティのお客様に、「ワンストップ」にてご提供したい。この思いから取り組んできた成果が、今回の225取引開始です。ドットコモディティのお客様は、ドットコモディティの会員用のWEBサイトから225の申し込みをしていただきます。お客様の同意を得たうえで、フィリップ証券での口座開設に必要な住所などの情報を自動転送しますので、225取引開始のために必要な手続きも新たに別の会社に口座開設をする場合に比べて簡略になっています。なお、今回の225「ワンストップ取引」はドットコモディティのコモディティのお客様へのサービスですので、新たに225の取引をしたいとのお客様については、ドットコモディティのホームページから通常の口座開設をいただいてうえで225の口座開設をいただくこととしています。「総合取引所(=東工取と大証との合併)」が実現しますと、さらにお客様にとって便利な「ワンストップ取引」を提供できます。今回の225取引開始は、お客様に便利をもたらす「総合取引所」を期待しながらの、現状でのドットコモディティの工夫です。ドットコモディティは、今後も様々なサービス展開を進め、お客様の様々なご要望や投資ニーズに即したサービスを提供してまいります。