七夕飾りを作る
にわか仕込みの知識で教室に臨みました。七夕飾りについて少し説明しました。飾りを作るときにやっぱりいろいろな願いを込めて作ってほしいから…最初は簡単な折紙から。易しいものから順に、笹、巾着、鶴と折りました。4年生の子は鶴は忘れかけていました。日常的に折らないと大人でも忘れますよね。2年生の子は今日はじめて折りました。以前、授業参観で折鶴を折るシーンに出くわしたんですが、クラスのうち2人しか折れる子がいなくて、先生が四苦八苦されていたんです。それも高学年の授業だったんです。ここまで折れないのかとびっくりしました。こども会のワークショップで折紙をやったときは、保護者も一緒でしたが、これも苦戦しました。角や辺をきっちり合わせて折るという単純なことができない子がすごく多いです。これも訓練すれば誰でもできることなんですけど、なんのためにきっちり折るかを理解しないと、やろうとしませんね。折紙が終わったら、星飾りと吹流しを作りました。折って、切って、貼っての繰り返し。はさみに慣れたところで、異素材(柔らかい紙)で投網とくずかごを作りました。切りにくいので注意するようにと言った矢先、切りすぎてしまってお釈迦に。へこたれず新しいのを切ってましたけどね。最後に千代紙で紙衣を。素材の替えがないので、失敗できない。ものさしで切る線を計って書いて慎重に作りました。そして、たこ紐やこよりを使って仕上げます。穴をあけ、結ぶ、通す、結ぶの繰り返し。なんか作業を始めた頃よりもずっと手際がよくなっているような…私が理想とするところです。こよりは玩具屋で買ったものですが、昔は自分で作ったけどな~。今日はそんな時間もないので、出来合いで済ませました。2年生の作品4年生の作品今日はオリジナリティのあるものを作るというよりは、確実に作業をこなすというかんじでした。けれど、きっちり作業ができるようにならないと、自由にものづくりはできないと思います。また手を動かして考えるということも大切にしていきたいです。