カテゴリ:アートと自然
小学生時代を送った母校が創立100周年を向かえ、記念式典に参加しました。お世話になった先生方や懐かしい友人とも再会できました。午前中は校区のドッジボール大会の副審をやって午後から同窓会でしたので、体力もつかなと思ったけど、友達に会うとそんな思いふっとんでしまいますね。人間の体って不思議。
記念式典では小泉内閣で金融担当大臣を務めた竹中平蔵氏の記念講演がありました。実はとっても楽しみにしていました。そして期待していた以上でした。私が心に残った言葉を記しておきますね。 日本の大人で勉強している人は11人に1人である。(少ない) 生き残る種とは、変化し続ける種のことである。(ダーウィンの進化論から引用) 一個人の独立なくして、国家の独立はありえない。 自分の不利益を人のせいにする人が多くなっている。 突き詰めれば人間一人一人の力がモノを言う。教育は重要である。 スローガンでなくアジェンダが大切。ボーリングのセンターピンのようなわかりやすく波及効果のある課題に取り組む。 エリートとはより多くの人のために働ける人のこと。 ほかに韓国の経済目標やブラジルの日系人のがんばりについてのお話も。 私のような一主婦の身の回りで起こっている小さな出来事、例えばPTAや地域の活動、子供たちの人間関係、教育問題なども全て同じように考えることができるものだなと感じました。先日娘と高校見学に行ったとき、娘の話を聞いて「○○高校をめざす」といったスローガン的なものよりもまずは「塾でとなりに座ってるアイツには負けない」とか「1教科でもいいからベスト10ランキングにのりたい」といったわかりやすい目標を積み重ねていったほうが成功体験を覚えつつ目標設定しやすいかなと感じたばかりだったので、共感してしまいました。 政治でも小泉さんのときは「郵政民営化」がありましたし、高度成長期の池田内閣の「所得倍増計画」田中内閣の「日本列島改造」とか、ああいうのがアジェンダなんだろうな。逆に安倍さんの「美しい国」は全然意味がわからなかったです。あれがスローガンなのか? 自分のことに関しては、最近は新しく何か勉強するというこをしてないので、またちょっとやる気がムラムラと湧いてきました。だからって何からやったらいいのか全然わかりませんけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.03 21:28:08
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