テーマ:中学生ママの日記(17774)
カテゴリ:子育て・教育
娘は早朝から模試へ。私は娘に頼まれて、塾の先生が「好き」だとおっしゃった大阪学芸高校の説明会に行ってきました。マジでこれで最後にしてくれって気分でした。結果的には行って良かったです。校風という点では、私学の中では一番娘にあっているかもしれないと思いました。さすが塾の先生。←私も結構素直
学校は長居公園の西側に位置しています。最寄り駅は地下鉄御堂筋線長居駅。街中ですが、長居公園があることで通学路に緑が見えるのでホッとします。学校は中庭をとりまくように建物が建っています。校舎の屋上がほとんど運動場になっています。コンクリートづくしでした。先週行った東住吉高校とは対照的です。校舎が茶色で中庭が緑の人工芝で覆われているので、色彩的にはコンクリートをあまり感じさせず落ち着いたかんじになっています。中庭では半分がサッカー、もう半分がアメフトの練習をしていました。どちらも運動部としては華やかです。 またこの学校は長居スタジアムを拠点とするセレッソ大阪のオフィシャルパートナーになっています。セレッソのサポーター活動としてスタジアムの清掃やホームゲームの応援、イベントのお手伝いなどがあるようです。セレッソファンならたまりませんね。文化祭に森島選手が来たりしてこれまた華やか。 さて、お勉強ですが…基本的には4年制大学の現役合格率をあげる方針。40名の選抜特進コースを中心に国公立大学の合格者を増やすということでした。近所の桃山学院を意識してか、文系クラスで1年留学コースがあったり、土曜日の授業がない特技コースがあったりします。「桃山に届かなかった人はうちに来て下さい。」と。うちの娘のことか…留学する勇気もなければお金もないですが。 カリキュラムはとにかくクラスに関係なく英語に力を入れてます。2年進級時に転コースもあるようなのですが、上位クラスに行くには本人の希望と英語力が鍵になりそうです。大学入試には英語ははずせないですから。修学旅行は行き先が選択できる海外です。 自習室はボックス型で9時まで使えます。PCとネットを使った独自の学習プログラムもあります。また駿台の授業がオンデマンドで受けられます。(科目自由で使い放題3万円/年)学校だけでなく家でも利用できるので、学習環境はバッチリですね。後はそれを生徒が活かしきれるかですね。 親として魅力的なのは入試上位成績者に授業料の特待制度があること。専願併願関係なく上位200名が対象です。授業料無償化の恩恵を受けられない家庭には魅力的です。授業料無償化といえば、収入だけでなく扶養家族の人数も条件にあるらしく、一人っ子のお子さんは要注意です。逆に年収が多くても扶養家族が多い場合は受けられる可能性もあるそうです。 図書館に行ってみました。最近は司馬遼太郎をずっと読んでるので、チェックしました。かなりそろっていますが、揃ってるだけで借りられてる形跡なし。(-_-;) 生活指導は厳しそうです。服装チェックあり。でも制服のデザインは娘の好みに合っています。ブレザースタイルでハイソックスが濃紺です。部活、特に運動部は娘がやりたいと思っているものがないのが残念。桃山や金光八尾のように宗教の時間もありません。卒業後の進路は4年制大学が7割(国公立は5%ほど)、短大と専門学校が1割弱ずつ、浪人1割、就職も少し。 今回で高校の説明会に行くのは最後です。(多分)やれやれ。後は娘がどこを選ぶか待つことにします。全体的な印象としては私が訪問した私立高校の教育方針はどこもそれほどかわらなかったです。集まる生徒のレベルの差はありますが、部活の時間を徹底的に管理して国公立大学合格者を少しでも多くだすのが基本方針です。そのために生徒に必要な環境が十分整っていました。それに対し、公立高校はどちらも自主自立が基本でした。授業、部活、自習、塾やアルバイトなど自分でバランスを考えてやっていかなくてはいけません。勉強のスタイルは自分で考えなくてはいけません。 どちらがいいのか…私自身は学力というのは勉強をうまくやる力だと思ってるので、なにもかもお膳たてされた私学にはちょっと疑問を感じています。大学に行っても、社会人になっても、勉強は続きます。仕事についたらやり方から考えなくてはならないこともあります。どんな方法で、とこで、どんな風に、どのくらい勉強すればよいのか?そんなことを自ら考えながら勉強してほしい。もちろん私立でも自分でちゃんと考えている子もいっぱいいると思います。でも公立の方が自分で考えざるを得ないよなう気がします。 今の娘を見ていても、ようやく自分なりの勉強方法がわかってきたようで、塾の自習室、図書館、自宅と学習内容によって場所を使い分けてるみたいです。問題集も自分に合うものを選ぶようになってきました。最近の口癖は「ああ、もっと前からやっとけばよかった~」ばかりです。 まあ、ええやん…それがわかっただけでも… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.13 14:37:10
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