音楽骨董箱

ムーディー・ブルースのライブに行ってきました。
主要メンバーも、Justin Hayward, John Lodge,
そして64年の結成当初から残っている唯一のメンバー、
Gream Edgeの３人だけとなり、各自年齢もJH59歳、
JL60歳、GE64歳という高齢にも関わらず、
エネルギッシュで、そして感動的なパフォーマンスを
魅せてくれました。本当に凄いジジイたちです（笑）。
（途中20分の休憩がありましたけど）

下記のセットリストを参照して頂くとわかりますが、
60年代～現在に至るまでの長年に渡るキャリアの中から、
より選りの名曲を演奏し観客を楽しませてくれました。
ライブに来ていたファン層はやはり30代後半から、
ムーディーズのメンバーぐらいまでの年齢が多かったかな？（笑）
ボク個人としては60年代後半から70年代前半にかけての
プログレ＆アートロック色の強かった時代の曲が聴けて
とても嬉しかったですね。

この野外コンサート会場は弁当＆ドリンク等の
持ち込みがOKなので、持参した弁当（おにぎり）を
食べながら、彼らの登場を待っておりました。

★前半のハイライト
名盤「Days of Future Past」からのTuesday Afternoon。
神秘的で美しい旋律と重厚な響き。感動ものです。
そして「Every Good Boy Deserves Favour」からの
Story In Your Eyesです。全米でもヒットしましたので、
観客のノリは最高潮に達し満足モード。

★後半のハイライト
「Seventh Sojourn」からのIsn’t Life Strange ?
ボクの大好きな曲なので思いっきり感動に浸りました。
聴き所の途中のギターのウネリがなかったのが
少々物足りなかったですが楽曲の素晴らしさでカバー。

「To Our Children’s Children’s Children」より、
Higher & Higher。個人的にはこの曲の感じ、
ジミヘンのThird Stone From The Sunにそっくりだと
いつも聴く度に思ってるんですけど（笑）。

最新曲のDecember Snowの演奏が終わって、
Graemeがタンバリンを持ってステージ前方に登場。
Higher & Higherの紹介時、見事な白髪の彼は、
「この曲は1969年の曲で、当時は私も茶髪で、
歯も健康的で。。。」と会場は大爆笑の渦。
そしてサイケ風でアップテンポのこの曲が
始まると、64歳のGraemeはタンバリンを叩きながら
激しく踊りだす。「おいおい、ジイさん、
マズいんじゃないのその動きは（笑）倒れるぞ」
と見てる方が心配になるぐらいに踊りまくる。
本当に、Higher & Higherの世界でした。

そしてアンコール前の3曲でボルテージは最高。
「Seventh Sojourn」から
I’M Just A Singer In A Rock & Roll Band,
これもライブだと盛り上がりますね。

「Days of Future Past」より
Nights In White Satin、名曲です。
美しい旋律と歌声に耳を傾けるだけです。

「Question of Balance」より、Qustion。
イントロからノリノリで観客総立ち。
タンバリンの音色がいいですよね。
タンバリン、すごくブリティッシュさを感じます（笑）。

最高でしたよ。ムーディー・ブルース。まだまだ現役。

Set-List for Chastain Park, GA June 21, 2005

Part 1
1. Lovely To See You
2. Tuesday Afternoon
3. Lean On Me Tonight
4. The Actor
5. Steppin’ In A Slide Zone
6. The Voice
7. Talking Out Of Turn
8. I Know You’re Out There Somewhere
9. Story In Your Eyes

Intermission

Part 2
10. Your Wildest Dreams
11. Isn’t Life Strange
12. The Other Side Of Life
13. December Snow
14. Higher & Higher
15. Are You Sitting Comfortably
16. I’m Just A Singer In A Rock & Roll Band
17. Nights In White Satin
18. Question

Encore
19. Ride My See-Saw