2007/01/20(土)11:23
Ravel & Rimsky-Korsakov (ASO Concert 2007)
2007年になって、初のライブ(コンサート)に行ってきました。
Program (Jan.18, 2007)
Atlanta Symphony Orchestra
Robert Spano, Condutor
Louis Lortie, Pianist
Le Tombeau de Couperin (Ravel)
Concert in G Major for Piano and Orcestra (Ravel)
Sheherazade, Op.35 (Rimsky-Korsakov)
演目はラヴェルの「クープランの墓」「ピアノ協奏曲ト長調」
そしてリムスキー=コルサコフの「交響組曲シェヘラザード」
「クープランの墓」はラヴェル最後のピアノ独奏曲。
今回観たのはラヴェル自らの編曲による管弦楽バージョン。
クープランとはもちろんあのフランソワ・クープラン。
最近は他のアーチストとのコラボ的オケ音は聴いてきたけど、
ある意味ストレートなオケ音に触れるのは久々である。
2年前のブルックナーの第8番以来かな?
「ピアノ協奏曲ト長調」でカナダのピアニスト、
ルイ・ローティーがソリストとして登場。
管弦楽の魔術師による色鮮やかで変幻自在な
曲想で迫り来るこのピアノ協奏曲には、
いつもながら終始感動してしまいます。
「ゴジラのテーマ」も登場する第三楽章で
ボルテージも一気に昇りつめました♪
もちろんあの有名なフレーズはラヴェルの方が先ですよ♪
「シェヘラザード」はご存知「千夜一夜物語」を
ベースにした一大交響組曲。
サルタンのテーマから、シェヘラザードのテーマ、
そしてシンドバッドの航海や冒険、怪鳥ロック、
若い王子と王女、バグダッドの饗宴などなど、
目を閉じて耳を傾けてじっくり聴くと、
ファタジックな世界に浸れますね~
特に全体を通して何度も顔を出す、
ソロ・ヴァイオリンとハープが奏でる
シェエラザードのテーマが美しい。
マイオールタイムフェイバリット、プログレバンド
ルネッサンスはこの作品にインスパイアーされて、
あの名作「シェエラザード夜話」を作ったと思われます。
カヴァーされているのはサルタンの主題のみです。
それもほんの少し顔を出すだけです。
90年代にはよく足を運んだクラシックのコンサート。
今年は久々に数多く足を運ぶことになりそうです。
とは言っても、あくまでも未定ですけどね