音楽骨董箱

2007/08/06(月)10:01

Hippiefest 2007 A Concert for Peace & Love Pt.2

ライブ観戦 2007(22)

夜7時をまわったところで始まったHippiefest 2007。 司会進行役はパフォーマーの1人でもある、 County Joe McDonald氏でした。。 夏の祭典一番バッターは元Moody Blues, WingsのDenny Laine。 オープニングナンバーはウイングスでおなじみのTime To Hide。 Baby, won't you let me have a little time to hide♪ と観客も大合唱。みんな、よく知ってるよねー。と感心。 そしてMoodysの最初のヒット曲、Go Now.デニーの定番だよね。 「ポールとリンダに贈ります」と言って、Band on the Runを演奏。 いきなりって感じだったけど、持ち時間少ないから仕方ないよね。 DENNY LAINE (BAND ON THE RUN) 英国勢が続きます。2番バッターはBadfinger。 考えてみればこちらもビートルズ関連だよね。 PeterもTomもいないけど、名曲のオンパレードを楽しめました。 大ヒット曲を気持ちいいぐらいに連発。 Baby Blue, Come and Get it, Day After Day, No Matter What You Are. JOEY MOLLAND OF BADFINGER (NO MATTER WHAT) 3番バッターはデトロイトが生んだロック野郎。Mitch Ryder。 Jenny Takes Ride, C.C. Rider, Devil with a Blue Dress On。 往年のヒット曲で、観客もノリノリ状態。 Mr.Ryderも渋くてカッコいいおっさんになってました。 Mitch Ryder & the Detroit Wheels 4番バッターは司会進行役を勤めている、Country Joe McDonald。 ギターを片手にたんたんと往年の代表曲を演奏。 Flying High, Bass Strings, そして大合唱のFixin' to Die。 当時はベトナム、そして今はイラクへのメッセージ。 Country Joe McDonald - Fish Cheer /Feel Like I'm Fixin' To ここから最後のパフォーマーまで10分ずつの休憩が入りました。 ステージのセットをそれぞれのアーチスト用に変えるためです。 そして5番バッターからラストまでが陽も落ちたこともあり、 一番盛り上がりを見せた時間帯でもありました。 5番バッターはFelix Cavaliere's Rascals。 デビュー当時は、Young Rascals、そしてRascals、 今は、○○さんの というのが付いてます(笑)。 あの往年のオルガンサウンドと共にラスカルズの演奏がスタート。 People Get to be Freeや、Good Lovin’ではボルテージ上がりました。 元祖ブルーアイドソウルのグループです。大ヒット曲Groovin’は 数々のアーチストに取り上げられて来ました。 ここでも、クリソツのMy GirlとJust My Imaginationに メドレーで繋いでいくところなんか、わかっていても思わずニヤリ♪ The Rascals-Good Lovin' 6番バッターはロッド・アージェント率いるThe Zombiesです。 いよいよSummer of Loveも本格的になってきました。 Time of the Season, Tell Her No, She's Not Thereという 往年のゾンビーズメロディーに、Argentの大ヒット曲、 Hold Your Head Upも演奏し、思いっきり盛り上がりました。 Rodのキーボードワークもめちゃカッコ良かったですよ~。 The Zombies Time of the Season 7番バッターはこのイベントの真打ちが登場。The Turtles。 Eddie and Floを生で観るのは初めてです。 その絶妙なやりとりは、一見、漫才コンビと思わせてしまいます。 一時、Frank Zappa & Mothersに在籍してたこともあるんですよ。 その時のMothersのライブを観ることが出来た人たちが羨ましいです。 ZappaのPeaches En Regaliaの演奏をバックに二人が登場。 It Ain't Me Babeや、大好きなShe'd Rather be with Meも演奏。 She'd Ratherでは、思いっきりHappyな気分になれました。 そしてTurtlesと言えばこの世界的大ヒット曲。Happy Together。 会場内の大合唱で、いよいよクライマックスへと進みます。 THE TURTLES (LIVE) SHE'D RATHER BE WITH ME ラストを飾るのはPost Creamの異名を取ったMountain。 巨漢レスリー・ウエスト率いる、パワーロックトリオの登場。 凄まじくぶっといギターサウンドで、往年のパワーロックを披露。 テク云々よりも、心の琴線に触れるレスリーのギター。 ひとつひとつのフレーズがとても気もちいいんだよねー。 Never In My Life, Nantucket Sleighride, Mississippi Queen。 どれもこれも素晴らしいパフォーマンス。 60年代にはなかったマイジャクのBeat Itのリフを出したり、 おふざけもバッチリ。Paint It Blackもカッコ良かった~。 Creamのお株を奪う様なCrossroadsもイカしてたよ。 ドラムのセッティングが悪くて、1曲ごとにシンバル倒して。。。 あげくの果てにはスネアをぶっ壊し。最後はドラムを破壊してた。 Mountain-Mississippi Queen 「想像されたウエスタンのテーマ」を最後にやるのかな?と 思いっきり期待してたが、ミシシッピー・クイーンで終わるという、 お約束の展開に、ちょっと消化不良。 最後にCJMが舞台に現れて、締めの言葉を聴衆に伝えて夏の祭典は終わり。 出演したアーチスト名を全て紹介したつもりが、 観客から「Zombies !!」と言われて、慌てて追加という場面もあり、 茶目っ気いっぱいなジョーさんでした(笑)。 Mountainの演奏が終わっても、なかなか客が席を立たない。 こんな光景、久々に目にした感じ。 どんな有名アーチストのライブでも、みんなアンコール前や アンコールの途中で席を立って帰る人って多いんです(笑)。 だから、ヨーロッパや日本の聴衆は好まれるのかな? ちゃんと最後まで聴きますもんね。 約4時間に渡る夏の祭典。来年もあれば観に行きたいな。 次回はぜひ、Iron Butterflyを生観戦してみたいです!!

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