音楽骨董箱

2007/10/24(水)10:01

Happy Organ (1959) by Dave "Baby" Cortez

全米トップ40(20)

ちょっと前のことになるけど、懐かしい友人から電話をもらった。 「おー、久しぶりだね、元気?」 「ちょっと知りたい曲があってね」 「80年代後半以降は勘弁してね」 「ラジオで聴いて以来、頭の中グルグル状態。  誰の何て曲なのかわからなくて困ってる」 「歌えるなら、歌ってみて?」 「インストだよ、こんな感じ(と歌い出す)」 「う~ん。。。。(沈黙)」 「どう? わかる?」 「それだけだとちょっと難しいなぁ」 結局、曲名はわからなかったけど、 久しぶりだったので思い出話に花が咲いた。 それからしばらくして彼女からメールが届いた。 例の知りたがってた曲名がわかったとのこと。 Rinky Dink by Dave "Baby" Cortez Dave Cortezと言えばやっぱりThe Happy Organが頭に浮かぶ。 59年全米チャート第1位。 この曲は元々、The Dog and the Catというタイトルで、 ボーカル付きだったそうだ。 ところがDaveはボーカル入りが気に入らず、 メロディラインをオルガンでまかなった。 当時はロックやR&Bでオルガンを使用するのは画期的で、 Daveは初めてその偉業を成し遂げたロッカーだそうだ。 Dave "Baby" Cortez - The Happy Organ さて、Rinky Dinkだけど、ちゃんと音源を持っていた。 過去にそれほど聴いたことがなかったから、 電話口で歌われても、ぴーんと来なかったのだ。 Dave "Baby" Cortez - Rinky Dink そして、久々にRinky Dinkを聴いてみた。 聴いたとたんに、大爆笑してしまった。 確かに電話口で彼女が歌った通りであった。 メロディはともかく、特徴はしっかりと捉えていたな。 そんな彼女がとても可愛らしく思えた。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る