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有栖野白兎

有栖野白兎

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May 19, 2006
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テーマ:たわごと(27467)
カテゴリ:成分:そのほか
最近、オトナがぬり絵をするのが流行ってるみたいですね。


どうやら 「ぬりえ美術館」 なんてのもあるようで、


こちらも流行ってるみたいです。


なんでも、ぬり絵作家(そんなンあるんだ…)の蔦谷喜一さんの


作品を中心に、蔦谷さんの姪御さんが館長をしているとか。


こういうものを残したい気持ちも、たくさんの人に見てもらいたい


気持ちも、分からなくはないのですが…








主は何となく、首をかしげてしまったり。








「ぬり絵」は、色を塗ってこそ「ぬり絵」だと思います。


つまり、言ってみればそのままでは「未完成品」なワケで、


それを誰かが手に取って、色を入れて初めて「生きる」ような、


そういうものだと思うんですね。


そして、そういうことを誰よりもわかっているのって、おそらく


そのぬり絵を描いた本人なんじゃないでしょうか?


特に、現代の明らかな工業製品のぬり絵とは違って、作家性が


見えるようなものであればなおさら。







もしも今、蔦谷さんが生きていらっしゃったとして、


この美術館ができたことを、心から喜んだでしょうか?


しかも、全くのあかの他人ではなく、身内の者がそういうところを


汲んであげられないこと、何だか残念に思います。









蔦谷さんは、自分の作品がこういう形で人目に

触れても、あまり嬉しくないのでは…。








唯一の救いは、この美術館が蔦谷さん「個人」に焦点を当てている


ものではないという点でしょうか…


それすらも、何となく「言い訳」っぽいですけどね。





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Last updated  May 19, 2006 05:53:57 PM
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