2007/11/04(日)21:54
ASストリーミングというつわもの
短期売買派には堪えられない新機能が、マネパから発表されました。
一見、わかり辛そうですが、これは慣れればとても重宝な機能なのでご紹介いたします。
■新注文方式(ASストリーミング)の実装
新規・決済の別と、決済注文の場合には決済する対象建玉を選択しなければなりませんが、
新たな注文方式として、新規・決済の判断と、決済の場合には決済する対象建玉をシステムが
自動的に選択することにより、発注までの手順が大幅に少なくなる「ASストリーミング注文」
が実装されます。
従来通りのストリーミング注文(建玉指定方式)も利用できますが、
同一口座においてASストリーミング注文方式との選択ができるのは業界初のようです。
(※ AS : Auto Selectの略)
○新規・決済の判断
取引する通貨ペアの未決済建玉の状況によって、新規・決済をシステム側にて自動的に決定し
ます。
例)USD/JPYの3万ドルの買いポジションを持っている状態で、ASストリーミングにて5万ドル
の売り注文を発注すると、3万ドルの決済注文と2万ドルの新規の売り注文として処理されま
す。(ASストリーミング注文では両建となる注文はできません。)
○決済時における決済対象建玉の選択
以下の4つのルールから投資スタンスに合わせた決済ルールを事前に選択可能です。
・LIFO順 (Last In First Out)新しい建玉から決済
・FIFO順 (First In First Out)古い建玉から決済
・P/L損順 損失が大きい(または利益が小さい)建玉から決済
・P/L益順 利益が大きい(または損失が小さい)建玉から決済
○オートキャンセル機能
ASストリーミング注文では、発注時に未約定の指値・逆指値注文が全て自動的にキャンセル
されます。キャンセルとなる注文は、通貨ペア・新規or決裁・売買の別によらず、また
IFDONE・OCO・IFOCOを含む全ての未約定注文となります。
この機能により、決済の指値・逆指値が出ている状態においてもASストリーミング注文にて
決済が可能となります。
ASストリーミング注文の詳細につきましては、MPホームページのASストリーミングのページにて。
ご興味ある方は一度覗いてみてはいかがでしょう。