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《櫻井ジャーナル》

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2011.01.25
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 イスラエルにしろ、アメリカにしろ、パレスチナ和平を真剣に考えていないことは「公然の秘密」であり、イスラエル政府に和平の意志があるかのごとく主張してきた日本のマスコミは破廉恥以外の何ものでもないわけだが、今回、アル・ジャジーラとガーディアンが明らかにした文書によって、アラファト後のパレスチナ自治政府はパレスチナ難民を見捨て、イスラエルとアメリカに屈服していたことが明らかになった。

 例えば、イスラエル「建国」の際、シオニストのテロなどから逃れるために難民となった500万人のうち、帰還が認められるのは1万人という条件を呑み、イスラエルを「ユダヤ国家」として認め、つまりイスラム系住民に対する差別を容認し、イスラエルの東エルサレムに対する違法な入植活動も受け入れたのである。しかも、アメリカ政府はパレスチナ難民のラテン・アメリカへの棄民を考えている。

 かつて、アメリカ軍は沖縄に基地を作る際、ブルドーザーと銃剣で住民を追い出し、アマゾン川の奥地に棄民したことが知られている。似たようなことをパレスチナでも行おうというわけだ。おぞましいかぎりである。





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最終更新日  2011.01.26 01:59:17



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