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《櫻井ジャーナル》

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2014.07.18
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 マレーシア航空MH17がドネツクの近くで撃墜される2、3分前まで2機のウクライナ空軍に所属する戦闘機がエスコートしていたとする情報がある。キエフのボリスピリ国際空港の管制官がスペイン語で行っていたツイッター(すでに削除されている)とされる会話の中でそう語られているほか、ドネツクの住民も同じように主張している。この戦闘機が何をしていたかを知っていたのは国防相でなく内務相で、キエフ軍が撃墜したことを軍もわかっているが、誰が命令したのかは知らないともいう。

 撃墜された旅客機が航路を大きく逸脱していたことも注目されている。戦闘機に強制されたのか、事前の打ち合わせがあったのかは不明だが、通常のコースを飛んでいなかったことは確かなようだ。

MH17-course

MH17-2

 本ブログでは何度か書いていることだが、ウクライナ軍の内部にはネオ・ナチのクーデターを受け入れられない将兵も少なくないようで、キエフ政権は信頼し切れていない。そこで6万人規模の国家警備軍(親衛隊)を編成することにし、議会も承認した。そのメンバーはネオ・ナチが主体。この軍事組織にアメリカの傭兵会社から派遣された戦闘員が加わり、「内務省の軍隊」として機能している可能性がある。

 5月2日にはオデッサで反ファシスト派の住民が虐殺されているが、その10日前にキエフで会議が開かれ、オデッサでの作戦計画が練られている。出席者は、アレクサンドル・トゥルチノフ大統領代行、アルセン・アバコフ内相代行、バレンティン・ナリバイチェンコSBU長官代行、アンドレイ・パルビー国家安全保障国防会議議長代行。オブザーバーとしてドニエプロペトロフスクのイゴール・コロモイスキー知事も参加して意見を述べている。

 トゥルチノフはユリア・ティモシェンコ元首相の政党「祖国」に所属、つまり「西側」の巨大資本に従属、ビクトリア・ヌランド国務次官補の指揮下にある。アバコフはオリガルヒのひとりで、不正な手段で土地を手に入れたとしてビクトル・ヤヌコビッチ政権時代にはイタリアへ逃げていた。内務大臣に就任するとネオ・ナチと衝突したベルクト(警官隊)を解散させている。

 ナリバイチェンコはSBUの第1副長官時代からCIAの命令に従って動いて入る人物。パルビーは1991年にネオ・ナチの「ウクライナ社会ナショナル党(後のスボボダ)」を創設したひとり。キエフのクーデターを指揮、警官や市民に対する狙撃も命令し、アメリカの特殊部隊と接触していたとも言われている。

 オブザーバーとして参加していたコロモイスキーはイスラエル系のオリガルヒで、赴任先へアメリカの傭兵を引き連れて乗り込んだ。ウクライナにおける民族浄化の黒幕だと見なされている。

 コロモイスキーは今年4月、私兵集団としてアゾフを設立した。メンバーは200名ほどで、右派セクターの中から流れてきたという。その約半数は犯罪歴があり、6月14日にキエフのロシア大使館を襲撃したグループの中心はアゾフだったとされている。東部での制圧作戦にもこの団体は参加、非武装の住民殺害にも加わっている。

 管制官のツイッターが事実ならこのグループが旅客機撃墜の黒幕で、アメリカのネオコン、CIA、特殊部隊が関係していると見なければならない。ペトロ・ポロシェンコ大統領と無関係に動いている可能性もある。





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最終更新日  2014.07.19 05:36:59
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