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《櫻井ジャーナル》

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2015.08.02
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 ロシア政府はNED(民主主義のための国家基金)などアメリカ系団体の活動を禁じ、ロシアから追い出すようだ。この決定をNEDの幹部だけでなく、ワシントン・ポスト紙も批判しているが、こうした決定を遅すぎると考えている人も少なくない。NEDはCIAの工作資金を供給することが役割だからだ。

 ロナルド・レーガン政権はアメリカに服わない体制を転覆させるために「民主主義」という呪文を使うことを決め、1983年に創設されたのがNED。そこから資金はNDI(国家民主国際問題研究所)、IRI(国際共和研究所)、CIPE(国際私企業センター)、国際労働連帯アメリカン・センターへ流れていく。USAID(米国国際開発庁)もCIAの資金を流す上で重要な役割を果たしている。このネットワークの中心メンバーはネオコン/シオニストだと言われている。

 2012年1月にマイケル・マクフォールがアメリカ大使としてモスクワに着任した3日後には、ロシアの反ウラジミル・プーチン、あるいは親アメリカ(親ウォール街)派のリーダーがアメリカ大使館を訪れている。「戦略31」のボリス・ネムツォフとイーブゲニヤ・チリコーワ、「モスクワ・ヘルシンキ・グループ」のレフ・ポノマレフ、選挙監視グループ「GOLOS」のリリヤ・シバノーワらだ。

 戦略31はNEDから、モスクワ・ヘルシンキ・グループはNEDのほか、フォード財団、国際的な投機家であるジョージ・ソロス系のオープン・ソサエティ、そしてUSAIDから、またGOLOSもやはりNEDから資金を得ている。こうした団体の影響力は小さくなっていたが、それでもCIAの強力な資金力は無視できない。カネの魔力に操られる人は存在するからだ。日本やEUの場合、NGOを政治家や官僚と読み替えてかまわないだろう。






最終更新日  2015.08.02 05:26:49

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