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《櫻井ジャーナル》

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2015.10.23
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 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が今年7月から9月にかけて約7兆9000億円の運用損失を出したと野村証券の西川昌宏チーフ財政アナリストは試算している。もっとも、昨年10月31日の段階で年金が大きな損を出すことは確定的だった。

 この日に開かれた金融政策決定会合で日本銀行が追加緩和に踏み切ることを決め、株式分野ではETF(上場投資信託)買いで相場を押し上げる一方、GPIFは株式の運用比率を倍増させることになったのだ。日銀はETFとGPIFを使って仕手戦を始めると公言したとも言えるわけで、この段階で仕手戦の失敗は決まった。こうした取り引きでは秘密が重要なのだ。手の内を知られて成功するはずがない。

 仕手戦が始まるとわかれば提灯買いが入り、値上がりするのは当然。外国の投機家も買ってくるだろう。そして昨年11月から相場は高騰するが、半年で息切れしてしまった。提灯筋は売り逃げ、仕手本尊は損を出す。仕手戦で失敗する典型的なパターンである。

 仕手戦で儲けるためには、買収したがっている企業など、玉をぶつける相手を見つけておかなければならない。GPIFがその相手だったというなら話はわかる。すでに玉を仕込んでいた「見えない仕手本尊」がGPIFにぶつけたということだ。アメリカの巨大資本から命令されて公的な年金や健康保険のシステムを破壊しようとしている政治家や官僚たちはGPIFの損を喜んでいるのではないだろうか。

 年金の運用は「ルーズ」というより、計画的に一部の「エリート」が横領している疑いもある。年金の記録漏れにしても、システムを維持するつもりがないから起こったことだろう。






最終更新日  2015.10.24 02:34:39

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