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《櫻井ジャーナル》

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2017.04.13
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シリア軍が化学兵器を使ったとドナルド・トランプ政権は証拠を示すことなく主張、いつものように「自分たちを信じろ」と威圧している。NSC(国家安全保障会議)のスタッフが作成したという4ページの文書をアメリカ政府は公表したが、そこにも証拠、根拠は示されていない。証拠は持っているとも宣伝されているが、公表しない。2003年にイラクを先制攻撃する際に証拠らしきものが示されたが、その結果、嘘が発覚してしまった。そうしたことを反省してのことだろう。だからこそ、アメリカは公正な調査を嫌がる。

本ブログでも紹介したが、トランプ政権が持っているという証拠は上空から撮影した写真だと言われているが、傍受された音声だとする話も伝わっている。2013年にもアメリカ政府は化学兵器の使用を理由にして調節的な軍事介入を目論み、その時も通信の音声を示したが、これもインチキだということが明らかになったと言われている。

岩や切り株などを装った電子機器の存在は昔から指摘されている(例えばココ)が、2013年には中継器が使われていたという。そうした機器を使い、シリア軍が化学兵器を使ったような偽会話を流して「確かな証拠」にしようとしたのだが、この中継器は発見され、国連にも提出されたと言われている。そうした機器をシリア国内に設置した工作員を乗せた潜水艦をシリア軍が沈没させたと主張する人びともいる。

今回も2013年と同じ手口が使われ、NATO加盟国にはそうした音声が示されたという情報も流れている。情報機関の内部から漏れてきた情報によると、衛星写真はシリア軍が化学兵器を使っていないことを示しているようで、それを「証拠」とするにはフォトショップあたりで加工する必要がある。

中継器を使って作成した音声が「証拠」として使われたとしても、NATOの幹部は嘘を見抜くだろう。そのうえで信じた振りをする。そうでなければ収入と地位、場合によっては命を失ってしまうからだ。他国における破壊と殺戮より、そうした個人的な利益が大事だと考えている「エリート」は少なくないだろう。






最終更新日  2017.04.13 14:24:22



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