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《櫻井ジャーナル》

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2018.04.14
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 アメリカ、イギリス、フランスの3カ国はシリアを4月14日早朝に攻撃した。詳細は不明だが、100機程度のミサイルを撃ち込み、そのうち15機程度は撃墜され、相当数はコースを外れたとも伝えられている。

 これらの国々は2011年3月からシリアを侵略、バシャール・アル・アサド政権の打倒を目指してきたが、送り込んだジハード傭兵は敗走、新たな手先にしたクルドとの関係も微妙で、リビアと同じように直接的な軍事侵攻を目論んできた。

 今回の攻撃は「化学兵器の使用」だが、そうした事実はなかった可能性が高い。過去、何度か同じ主張をしているが、いずれも嘘だったことが判明している。今回、米英仏の主張が正しいかどうかを検証するため、OPCW(化学兵器禁止機関)のチームがダマスカスへ入ったところだった。

 この機関をアメリカは完全にコントロールできていないようで、調査が行われればアメリカ側の嘘が明らかになったと見られている。ロシア政府は化学兵器を使った偽旗作戦にイギリスの情報機関が関与していると主張していた。攻撃には証拠隠滅の狙いもあるだろう。

 当初の見通しでは、伝えられている攻撃状況が正しいなら、ロシアからの反撃がないだろうという規模なのだが、それを否定するコメントがロシア側から出ていた。米英仏はグレーゾーンでの攻撃を実施したとも言える。イスラエルやサウジアラビアからの圧力もあり、アメリカの国務省やCIAは戦争を始めたがっていた。こうした勢力が国防総省を押し切った形だ。

 アメリカ軍は好戦派をなだめるために攻撃してみせただけだという見方もあるが、今回、ロシアが自重すれば米英仏は増長して好戦的な政策をさらに進め、ロシアが反撃すれば大規模な戦争に発展する可能性がある。偽情報を掲げながらイラクを先制攻撃した際、統合参謀本部の抵抗で開戦が1年ほど延びたと言われている。アメリカで最も好戦的な勢力は「肘掛け椅子」に腰掛けながら机上で戦争を妄想している「文民」だ。







最終更新日  2018.04.14 15:46:37



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