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《櫻井ジャーナル》

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2019.07.23
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 韓国が領有を宣言している竹島(独島)の領空を7月23日にロシア軍機が侵犯、迎撃した韓国軍機が警告射撃を行ったと韓国の通信社、​聯合​が伝えている。​ロイター​によると、飛来したのはロシア軍機が3機と中国軍機が2機。そのうちロシア軍機1機と中国軍機2機が防空識別圏の中に入ったと韓国国防省は発表している。

 現在、韓国では文在寅政権が朝鮮との会話を進めようとしているが、アメリカの影響を強く受けている同国の軍や情報機関は別の動きをしている。来月にアメリカ軍と韓国軍が合同軍事演習を計画しているのも、そうした動きの一環。

 この演習に対し、朝鮮政府は文在寅韓国大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の合意に反していると強く反発している。韓国政府は防衛的なものだと弁明しているが、アメリカ軍が関与している以上、防衛的ではありえない。

 アメリカ政府の内部も統一されていない。ドナルド・トランプ大統領は朝鮮の金正恩労働党委員長との会話を継続したいように見えるが、マイク・ペンス副大統領、マイク・ポンペオ国務長官、ジョン・ボルトン国家安全保障補佐官などは大統領の動きを妨害してきた。

 朝鮮半島を含む東アジアで経済的な交流を深め、軍事的な緊張を緩和させ、発展につなげようという戦略をロシアや中国は立てている。韓国政府はその両国とのつながりを強め、そのつながりに朝鮮も参加したのが現状。韓国と日本との対立は韓国を中露へさらに接近させてしまう。この関係を破壊する必要にアメリカ政府は迫られている。

 そこでアメリカ政府は経済戦争(一種の兵糧攻め)や軍事的な威嚇で相手を屈服させようとするわけだが、今回のロシア軍機と中国軍機の飛来はそうしたアメリカ政府に対するメッセージなのだろう。いざというとき、ロシアと中国は連携して動くということだ。







最終更新日  2019.07.23 13:37:32

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