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《櫻井ジャーナル》

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2019.11.17
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 ボリビア軍の最高指揮官だったウィリアム・カリマンからの「最後通牒」を受けてエボ・モラレス大統領が「辞任」、メキシコへ脱出したのは11月10日。軍と警察が離反したことを受けての決断だった。12日には上院の副議長のヘアニネ・アニェスが「暫定大統領」を名乗り始めた。

 アニェスが所属する勢力は議会の少数派であり、「暫定大統領」を名乗る資格はないはずだが、その宣言をアメリカ、ブラジル、コロンビア、グアテマラ、ドイツ、イギリスだけでなく、ロシアも承認した。その自称「暫定大統領」はベネズエラで同じように「暫定大統領」を名乗るフアン・グアイドを承認している。

 ベネズエラの場合、軍はニコラス・マドゥロ大統領を支持したことからクーデターは失敗に終わったものの、火種は残っている。石油資源を持つベネズエラをアメリカの支配層が諦めることはないだろう。

 モラレスは先住民系の人物である。ボリビアでは70%近くがヨーロッパ系と先住民系の混血だとされているが、20%は先住民系。ヨーロッパ系は5%ほどだ。

 言うまでもなく、ボリビアを含むアメリカ大陸はヨーロッパ人に侵略され、現在に至っている。ラテン・アメリカは食糧や鉱物資源に恵まれた豊かな地域だが、その歴史は殺戮、破壊、略奪の連続である。その富をヨーロッパ人は奪ってきた。そうした歴史によってヨーロッパ系が支配階級、先住民が被支配階級という構造が形成された。

 支配階級の手先であるアニェスは2013年4月14日、先住民の伝統行事を悪魔の儀式だとし、先住民は都市から乾燥した高原地帯へ行けとツイッターに書き込んでいる。




 この人物はキリスト教系カルトの信者だと言われているが、彼女の周辺にはファシストが存在、そうした勢力をアメリカの情報機関が支え、その背後にはアメリカ系巨大資本が存在している。

 先住民がクーデターに抗議するのは当然のことだが、その抗議活動を警察は弾圧、すでに20名以上が殺された。







最終更新日  2019.11.17 13:32:49



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