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《櫻井ジャーナル》

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2019.11.20
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 アメリカをはじめとする各国の有力者に未成年の男女を提供する一方、その事実を利用して恫喝する仕組みで重要な役割を果たしていたジェフリー・エプスタインが拘留中に死亡したのは8月10日のことだ。彼が死んだ房のシーツは紙のように弱く、首をつることは困難だという人もいる。首の骨が何カ所か折れているとも伝えられている。

 死の前日に同房者はほかへ移動、問題の瞬間における監視カメラの映像は利用できない状態で、エプスタインが死んだ時に担当の看守ふたりは過労で居眠りしていたのだとされていた。勿論、睡眠薬を飲まされていた可能性も否定できない。その看守が11月19日に逮捕された。

 シリアのバシャール・アル・アサド大統領は11月14日にロシアのテレビ局のインタビューで、エプスタインはアメリカやイギリスをはじめとする各国要人の秘密を知りすぎていたので殺されたと語っているが、同じように考えている人は少なくないだろう。

 エプスタインの友人としてビル・クリントン、ドナルド・トランプ、イスラエルの首相だったエフード・バラク、ハーバード大学のアラン・ダーショウィッツ教授、そしてイギリスのアンドリュー王子などの名前が挙がっている。そのアンドリュー王子はBBCの番組で自分がエプスタインの友人だということを認め、エプスタインの邸宅は便利だったと語った。

 そのエプスタインがどのような人間なのかをアンドリュー王子も知っていただろう。エプスタインは今回と同じ容疑で2005年に逮捕されているのだが、処罰は軽かった。その時に事件を地方検事として担当したアレキサンダー・アコスタによると、​エプスタインは「情報機関に所属している」ので放っておけと言われた​という。

 エプシュタインの背後にいるのはイスラエルの情報機関だ。彼の妻だったギスレイン・マクスウェルの父親、ロバート・マクスウェルはミラー・グループの総帥だったと同時に、1960年代からイスラエルの情報機関のエージェントだったとも言われている。

 その情報機関は「モサド」だと言われることが多いが、かつてイスラエル軍の情報機関の中枢にいたアリ・ベンメナシェによると、ロバート・マクスウェルはイスラエル軍の情報機関に所属、娘のギスレインやエプスタインも同じだという。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)このロバートは1991年11月、カナリア諸島沖で死体となって発見された。

 ​エプスタインの犯罪行為を3年前にアメリカのネットワーク局ABCは知っていたことが明らかにされている​。アンドリュー王子やクリントンらとの関係を強要されていたという女性の告発を聞いていたのだ。その告発者は裏づけになる写真を持っていたという。その告発は握りつぶされた。

 若い女性や男性を提供し、その事実を恫喝に使うという仕組みはエプスタインの前から行われていた。前任者と考えられているのは赤狩り時代にFBIのJ・エドガー・フーバー長官とジョセフ・マッカーシの間に入っていた弁護士のロイ・コーン。立場はマッカーシーの法律顧問だった。後にトランプの顧問弁護士になる。

 コーンは禁酒法時代に密造酒で大儲けしたルイス・ローゼンスティールと「親子のように」緊密な関係にあり、犯罪組織のガンビーノ・ファミリーのメンバー、例えばジョン・ゴッチとも緊密な関係にあったとされている。

 ローゼンスティールの同業者で親しい間柄だったのがサミュエル・ブロンフマン。その息子であるエドガー・ブロンフマンも情報機関とつながっていた、あるいは動かしていたと言われている。

 ところで、アメリカの属国である日本においても似た仕組みが作られている疑いがある。







最終更新日  2019.11.20 11:58:43



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