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《櫻井ジャーナル》

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2020.02.11
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 サウジアラビアとイランとの間で進められていた和平交渉のメッセンジャーだったガーセム・ソレイマーニーをアメリカ軍がバグダッド国際空港で暗殺したのは1月3日のことだった。その際、PMU(人民動員軍)のアブ・マフディ・ムハンディ副司令官も一緒に殺されている。その際、イスラエルの情報機関から情報を提供されていたとする情報もある。

 その5日前、アメリカ軍はPMUの施設を空爆して25名以上の戦闘員を殺したと伝えられたが、その理由としてアメリカ軍の使っているイラクの基地を11月から12月にかけてPMUが攻撃したからだとしている。12月27日にキルクークに近いK-1空軍基地が攻撃され、その際にアメリカの請負要員が殺された。その報復としてPMUの戦闘員を殺したというわけだろう。その27日の攻撃について、​イラクの軍将校や情報機関の幹部はPMUが攻撃したというアメリカ側の主張を疑っている​と伝えられている。


 例によってアメリカ側は「確たる証拠がある」と主張するのだが、その証拠を彼らは明らかにしない。しかもミサイルが発射されたキルクークの地域はダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)が占領していて、2014年からPMUは活動していないのだ。

 その一方、問題の地域ではダーイッシュの動きが活発化していた。そこでイラクの情報機関は11月から12月にかけ、アメリカに対してダーイッシュがK-1を攻撃しようとしていると警告していたのである。そして12月27日の攻撃。その報復としてPMUを攻撃するとアメリカから知らされたイラクの情報機関は驚いたというが、当然だろう。

 27日の攻撃がPMUによるものだと信じてアメリカ軍は攻撃し、ソレイマーニーを暗殺したなどとカマトトぶって書くつもりはない。







最終更新日  2020.02.11 19:31:48



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