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昨年7月6日、未成年の女性を世界の有力者に提供していたとしてジェフリー・エプスタインなる人物が逮捕された。エプスタインは少女と顧客との行為を盗撮し、それを利用して後に有力者たちをコントロールしていたと言われている。そのエプスタインは2011年からビル・ゲイツと親しくしていたとニューヨーク・タイムズ紙が伝えたのは昨年10月12日のことだった。 エプスタインはイスラエルの情報機関に雇われていた可能性が高い人物。彼の妻だったのはギスレイン・マクスウェルであり、その父親はイギリスのミラー・グループを率いていたロバート・マクスウェルだが、ロバートは1960年代からイスラエルの情報機関モサドのエージェントだったとも言われている。このロバートは1991年11月、カナリア諸島沖で死体となって発見された。イスラエル軍の情報機関ERDに所属、イツァク・シャミール首相の特別情報顧問を務めた経験のあるアリ・ベンメナシェによると、3名ともイスラエル軍の情報機関(AMAM)に所属していた。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019) ドナルド・トランプ政権で昨年7月まで労働長官を務めていたアレキサンダー・アコスタもエプスタインが情報機関の人間だとする話をしている。アコスタは2005年6月から09年6月までフロリダ南地区の地方検事を務めていた。 2005年3月にフロリダの警察を訪れた女性が14歳になる義理の娘のエプスタインによる猥褻な行為について訴え、13カ月にわたって捜査、家宅捜索も行われた。警察は起訴すべきだと主張したが、その時に担当した地方検事がアコスタである。アコスタによると、その時にエプスタインは「情報機関に所属している」ので放っておけと言われたという。結局、エプシュタインは有罪を認め、懲役18カ月の判決を受けるのだが、刑務所へは入っていない。寛大な処置だ。 2009年にはエプシュタインの自宅から少なからぬ有名人(顧客)の連絡先が書かれた「黒い手帳」を持ち出された。持ち出した人物は手帳を5万ドルで売ろうとしてエプスタインが行っていた「ビジネス」に関する情報の一部が漏れている。ビル・ゲイツがエプスタインと親しくなるのはその2年後だ。 エプスタインが逮捕されて間もない7月31日、ニューヨーク・タイムズ紙は彼がニューメキシコの牧場で自分のDNAによって複数の女性を妊娠させる計画を持っていたと伝えたが、ノーベル賞を受賞したような著名な科学者をエプスタインが招待していることから優生学的な実験を行おうとしていたのではないかとも言われている。 そこで注目され始めたのがビル・ゲイツの父親。優生学にのめり込んでいたと言われているのだ。マイクロソフトを作り上げるうえで母親のIBM人脈が必要だったことは少なからぬ人が指摘しているが、ワクチンの問題では父親の影響を無視できない。ビル・ゲイツが新型コロナウイルスで人びとの危機感を煽り、社会を収容所化、ワクチン接種を強制しようとしていることに不気味なものを感じる人もいる。
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最終更新日
2020.05.29 01:27:45
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