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《櫻井ジャーナル》

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2020.11.21
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 SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)に感染していることが確認された人が急増しているとマスコミが盛んに宣伝している。PCR検査(ポリメラーゼ連鎖反応)で陽性になった人の数が増えているということだが、「重症急性呼吸器症候群」の患者は増えているのだろうか。

 毎年、冬はインフルエンザのシーズンであり、風邪の患者も増える。鼻水、咳、発熱などの症状が出てくる人も増えるわけだが、今年は「新型コロナウイルス」への恐怖感が刷り込まれているため、PCR検査を患者は望み、医者も勧めるということになり、陽性者数が急増することは予測されていた。その予想通りの展開になっているようだ。

 アメリカの場合、2020年から21年にかけての時期に​CDC(疾病管理予防センター)​はインフルエンザの流行状況を調べず、発表しないとしているので、COVID-19(コロナウイルス感染症-2019)の数字に紛れ込む可能性はある。

 早い段階から指摘されていたが、COVID-19の場合、どの国でも死亡した人の大半が高齢者で、心臓病、高血圧、脳卒中、糖尿病、悪性腫瘍(癌)、肝臓や腎臓の病気を複数抱えていることが大半。こうした病気が死因でもPCR検査で陽性になれば、あたかもCOVID-19で死んだかのように発表されていた。

 本ブログでは繰り返し書いてきたように、アメリカの場合は露骨な水増しがあったようだ。例えばアメリカのスコット・ジャンセン上院議員は4月8日にFoxニュースの番組に出て、病院では死人が出ると検査をしないまま、死亡診断書に新型コロナウイルスと書き込んでいると話していた。COVID-19に感染していたとすれば、病院が受け取れる金額が多くなることが大きいという。

 こうした状況になっていることは医療の現場から告発されていた。検査態勢が整っていない病院では、勿論、検査せずに死因を新型コロナウイルスにしているという。卒中などで倒れた人を速やかに集中治療室へ入れるためにはそうする必要があり、病院の経営としてもその方が良いからだ。不適切な人工呼吸器の使用が病状を悪化させているする告発もある。こうした声を有力メディアやインターネットで大きな影響力を持つ巨大企業によって封印されてきた。(例えば​ココ​や​ココ​)

 アメリカほど露骨ではないが、ヨーロッパでも患者数、死亡者数が水増しされてきたと指摘されている。​イタリアでは健康省の科学顧問を務めるウォルター・リッチアルディ​がSARS-CoV-2を直接的な原因として死亡した人数は死者全体の12%だとしていたほか、​ビットリオ・スガルビ議員​は、このウイルスが原因で死亡したとされる患者のうち96.3%の死因は別にあると主張していた。

 ドイツの場合、SARS-CoV-2の危険性は通常のレベルを超えていないとし、戒厳令的な政策を推進したことは間違いだとする内務省の報告書がリークされた。シュピーゲル誌によると、​内務省はこの文書についてステファン・コーンという内務省の官僚が個人的に書いたものにすぎないと弁明​しているが、実際は同省のKM4というチームが作成したという。

 イギリス政府も当初はSARS-CoV-2に過剰反応するべきでないと考えていた。3月11日にWHO(世界保健機関)はパンデミックを宣言したものの、3月19日にはCOVID-19をHCID(重大感染症)から外している。ボリス・ジョンソン英首相がロックダウン(監禁政策)を宣言したのは3月23日のことだ。

 アメリカの支配者がパンデミックに言及したのは遅くとも2005年のことである。パンデミックを原因とする国際的な緊張の高まりを想定した報告書をCIAが作成しているのだ。その前、2002年から03年にかけて中国の広東省や香港を中心にコロナウイルスによってSARS(重症急性呼吸器症候群)が発生している。

 WHOは2009年1月から10年8月にかけて「新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)」が流行した際にパンデミックを宣言したが、その直前にパンデミックの定義を変更している。WHO側は定義の変更を否定しているが、深刻な死者数の存在が定義から外されたようだ。このパンデミックがインチキだということが間もなく判明する。

 インチキ宣言の翌年、2010年の5月にロックフェラー財団とGBN(グローバル・ビジネス・ネットワーク)は「​技術の未来と国際的発展のためのシナリオ​」を公表、2012年に新型インフルエンザのパンデミックが起こり、全人口の20%近くが感染、7カ月で800万人が死亡、その多くは健康な若者だと想定、このパンデミックで人や物資の国際的な移動が止まり、旅行業のような産業や販売網にダメージを与えるというシナリオをその中に書いている。実際、2012年にはMERS-CoV(中東呼吸器症候群)がサウジアラビアに出現したが、大流行には至らなかった。

 さらにマスクの着用、公共施設やマーケットの入り口における体温の測定が強制され、そうした管理、監視体制はパンデミックが去った後も続くのだが、その一方で市民は安全と安定を得るため、自らの主権やプライバシーを放棄すると見通していた。西側の有力メディアや政府は、そのシナリオ通りのことを行っている。

 そして2018年9月12日には欧州委員会とWHO(世界保健機構)が共同でグローバル・ワクチン接種サミットを開催、22年にはワクチンを接種したかどうかを示すカード/パスポートを導入しようと計画、実際、強制的にワクチンを接種させようという動きがある。

 2002年にSARSが出現、2009年の「新型インフルエンザ」、2012年のMERS-CoVと続くが、SARS-CoV-2のような騒動にはならなかった。かといって、SARS-CoV-2の病毒性が強いわけではない。このウイルスに感染しても9割は症状が見られず、その存在が確認されたと言い難いようだ。SARS、「新型インフルエンザ」、MERS-CoVと違い、SARS-CoV-2は有力メディアが大々的な恐怖キャンペーンを展開している。このキャンペーンがなければ、大多数の人は気にもとめなかっただろう。






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最終更新日  2020.11.21 15:01:23



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