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《櫻井ジャーナル》

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2020.11.28
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 日本には「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざがある。この心理の背景には人間の恐怖心があるわけだが、その恐怖心を利用して人間を操ろうとする人びとがテロリストだ。支配者も恐怖心を使う。支配者はテロリストだと言うこともできるだろう。

 COVID-19(コロナウイルス感染症-2019)騒動にもそうした側面がある。このウイルスに恐怖した人びとは安全と安心を求めて主権やプライバシーを放棄し、世界は収容所化されつつある。

 2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃した後、アメリカでは憲法が麻痺、ファシズム化が一気に進んだ。そのファシズム化をさらに進めているのがCOVID-19にほかならない。

 以前にも書いたことだが、COVIDを左右反転させるとDIVOC。ヘブライ語はアラビア語と同じように右から左へ書くからだ。これをヘブライ語の文字に変換すると「死者の霊」、あるいは「悪霊」という意味になる。このヘブライ語を語源とする英単語がdybbuk(またはdibbuk)だ。

 この悪霊は中世ユダヤ人社会の民俗信仰に出てくるのだが、それをユダヤ系ロシア人の学者、シュロイメ・アンスキーが1913年から16年にかけての時期に書いた戯曲の中で取り上げ、広まった。その単語を伝染病の名前にした人びとは、ユダヤの民俗信仰を意識しているのだろう。「枯れ尾花」を「悪霊」に仕立てている。







最終更新日  2020.11.28 15:04:11



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