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《櫻井ジャーナル》

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2021.03.16
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 ボリビアで2019年11月から20年11月まで「暫定大統領」を名乗ってヘアニネ・アニェスが違法な手段で大統領になったとして逮捕された。エボ・モラレスをクーデターで排除したのだが、その際、ボリビア軍の最高指揮官だったウィリアム・カリマンはモラレスに「最後通牒」を突きつけている。

 アニェスはキリスト教系シオニストで、2013年4月14日には先住民の伝統行事を悪魔の儀式だと主張、先住民は都市から乾燥した高原地帯へ行けとツイッターに書き込んでいる。しかも暫定政権はクーデターに抗議する先住民を虐殺、中央銀行から金塊や現金を持ち出したとも言われている。

 このクーデターにはカリマンのほか、マンフレド・レイェス・ビラ、レンベルト・シレス・バスケス、ジュリオ・セーザ・マルドナド・レオニ、オスカル・パセロ・アギレ、テオバルド・カルドソ・ゲバラといった軍幹部が参加している。いずれもアメリカが手先になる軍人を育成するために創設した治安協力西半球研究所(WHISCまたはWHINSEC)で訓練を受けた人物だ。なお、この軍事施設はかつてSOA(南北アメリカ訓練所)と呼ばれていた。つまり、こうした軍事の背後にはアメリカの情報機関や軍が存在、さらにその後ろには強大な私的権力がいた。

 1999年にベネズエラでウゴ・チャベスが大統領に就任して以来、そのラテン・アメリカへ民主化の波が押し寄せたが、アメリカは逆襲していた。そうした流れを再び民主化の方向へ戻そうとする力も働き始めているのだが、アニェスもそうした民主化の力によって逮捕されたと言えるだろう。







最終更新日  2021.03.16 11:06:03



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