《櫻井ジャーナル》

2021/03/19(金)01:11

COVID-19を恐ろしい悪霊のように宣伝している人びとはCOVID-19を恐れない

 ジョー・バイデン政権で気候問題の特使を務めているジョン・ケリーは3月17日、ボストンからワシントンDCへアメリカン航空機のファースト・クラスで移動した。離陸前、彼がマスクを外して本を読んでいる様子が写真に撮られ、話題になっている。航空会社はマスクを着用していない客を機外へ連れ出しているようだが、ケリーに対し、そうした行動には出なかったようだ。  COVID-19(新型コロナウイルス)という「悪霊」で人びとを脅し、世界の支配システムを「リセット」しようとしている人びとの中にはケリーと同じように、行動の規制を守らない人がいる。「馬鹿馬鹿しい」と感じているのかもしれない。 例えば、イギリスでCOVID-19は恐ろしいと宣伝していた集団の中心的な存在だったニール・ファーガソン。ボリス・ジョンソン政権にロックダウン(監禁)を宣言させた人物だ。そのロックダウンの最中、彼は人妻である愛人を自宅へ招き入れていた。​その事実が発覚した後、彼は政府の顧問を辞めている​。  昨年7月にはアメリカでCOVID-19対策を指揮しているアンソニー・ファウチが野球観戦した際、やはりマスクを外していた。両隣には知人らしい男女が座っている。「ソーシャル・ディスタン」とやらは無視されている。  ケリーにしろ、ファーガソンにしろ、ファウチにしろ、くつろいでいて「演技」することを忘れてしまったのだろう。

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