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《櫻井ジャーナル》

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2021.05.15
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 COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動の原因とされているSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)の正体は朧気で、明確になっていない。2019年12月の終わりに武漢の病院で見つかった患者がSARSと似た症状を呈したことから、SARSのようなウイルスが出現したと疑われたと言えるだろう。当初、重症の肺炎患者は9名だったが、1月3日には11名になったという。

 こうした状況を受け、2020年1月22日に中国の国務院新聞弁公室で記者会見が開かれる。そこに登場した疾病預防控制中心(CCDC)主任の高福は、武漢市内の海鮮市場で売られていた野生動物から人にウイルスが感染したとする見方を示した。

 高福は2019年10月18日にビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団とジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターがニューヨークで開催したコロナウイルスが全世界で流行するという設定のシミュレーション「イベント201」に「プレーヤー」として参加していた。

 伝染病対策は高福を中心に進められるはずだったが、2月になると軍の医療部門の幹部で細菌戦の専門家と見なされている陳薇が指揮しはじめ、感染は沈静化される。

 2月4日には横浜から出港する予定だったダイヤモンド・プリンセスというクルーズ船で10名の感染者が出たとされ、出港は中止になり、乗員乗客3700名は隔離状態になる。結果として、恐怖感を世界へ広めることになった。3月11日にWHO(世界保健機関)はパンデミックを宣言する。

 この宣言に疑問があることは本ブログでも指摘してきた。SARS-CoV-2は世界に広がったということになっているのだが、感染者数や死亡者数の算出方法に問題があることも繰り返し書いてきた。時折、イランなど特定の地域で深刻な事態になっているとする報告があるのだが、全体で見ると恐怖するような状態だとは思えない。

 SARS-CoV-2は人工的に作り出されたとする話が4月に流れている。​武漢病毒研究所(WIV)から漏れ出たのではないか​というのだ。実際、この研究所にはコウモリのウイルスを研究している人物がいた。石正麗である。

 石はアメリカのノースカロライナ大学でラルフ・バリク教授の下でコロナウイルスについて研究、2015年11月にはSARSウイルスのスパイク・タンパク質をコウモリのウイルスのものに取り替えることに成功している。バリクはコウモリのコロナウイルスを他の種を攻撃するように操作する技術を開発、それを教わった石は中国へ戻ってから武漢の研究所で人間の細胞を攻撃するコロナウイルスの研究を始めた。

 石は研究費をNIAID(国立アレルギー感染症研究所)から「エコヘルス連合」のピーター・ダスザクを介して受け取っていた。NIAIDはNIH(国立衛生研究所)の下部機関で、アンソニー・ファウチがトップ。エコヘルス連合はWHO(世界保健機関)にアドバイスする立場にある。​武漢病毒研究所へはNIHから研究費として370万ドルが提供されていた​とも伝えられている。

 武漢病毒研究所から漏れ出たということになると、石正麗が問題になるのだが、その師はノースカロライナ大学のバリク教授であり、資金源はファウチのNIAIDだといことになる。またこの研究所はテキサス大学のガルベストン・ナショナル研究所やカナダのNML(ナショナル細菌研究所)と共同で細菌に関する研究を実施、タミフルやレムデシビルを開発したアメリカの製薬会社ギリアド・サイエンシズともつながる。

 中国の研究所から漏れ出たなら黒幕は中国政府だと考える単純な人ばかりではない。武漢病毒研究所に注目されると、NIAID、WHO、ワクチン利権、そして背後にいる巨大な私的権力が浮上してしまう。

 この私的権力はアメリカ政府にもネットワークを張り巡らせていて、軍事戦略にも影響を及ぼしている。その軍事戦略の中には生物化学兵器も含まれ、その中心がフォート・デトリック。第2次世界大戦後、日本やドイツから生物化学兵器に関する資料を受け取り、両国の研究員も送り込まれていた。

 大戦後、アメリカの軍や情報機関は軍事作戦や要人暗殺に生物化学兵器を使ってきた。アメリカ陸軍は1961年から62年にかけて沖縄(名護、首里、石川/うるま市など)で生物兵器の実験を少なくとも十数回にわたって実施したと伝えられているが、農作物もターゲットだ。

 ネオコンのシンクタンクPNACが2000年に出した「アメリカ国防の再構築」には「特定の遺伝子型をターゲットにできる高度の生物戦の形態は生物戦をテロの範疇から政治的に有用な道具に変えるかもしれない」と書かれているが、2002年にハーバード大学の研究者は中国で約20万人におよぶ農民のDNAを使った実験を行い、中国政府から抗議されている。

 2013年にはウクライナにあるアメリカの軍事的な生物研究施設の建設が問題になり、15年1月にはウクライナ東部のドンバスで致死性のウイルスがアメリカの研究所から漏れ出たとドンバスの反クーデター勢力は発表した。

 2015年10月、ロシア国家安全保障会議のニコライ・パトロシェフ議長はアメリカが旧ソ連圏の国々に生物兵器の研究所を建設していると非難しているが、そうした研究所はウクライナ、アルメニア、ジョージア、アゼルバイジャン、カザフスタンなどのほか、ユーラシア大陸東部のタイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、ベトナム、中国、中東のイラク、アフガニスタン、アフリカのウガンダ、タンザニア、カメルーン、エチオピア、そしてドイツなどにある。日本の感染研は歴史的にフォート・デトリックと関係が深い。パトロシェフは今年4月にアメリカがロシアや中国との国境近くで生物兵器の開発をしていると​コメルサント紙のインタビュー​で発言している。

 武漢病毒研究所ではアメリカの技術を使い、アメリカの資金でコロナウイルスに関する研究が行われていた。事故で漏れ出たとするならば、責任はアメリカ政府とその手先になっていた研究者にある。

 何らかの形で意図的に撒かれたとするなら、疑惑の目はアメリカに向く。中国が行ったとするならば自爆行為だからだ。COVID-19騒動の何年も前からロシア政府はアメリカがロシアや中国との国境近くに建設している生物兵器の研究施設を問題にしていたことを考えても、最重要容疑者はアメリカだということになる。アメリカにとって最も無難な筋書きは自然界に原因があるとするものだ。







最終更新日  2021.05.15 00:15:03



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