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《櫻井ジャーナル》

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2021.06.30
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 経済活動が麻痺させ、社会を収容所化するている「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)」は「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」によって引き起こされ、そのウイルスに感染しても9割は無症状だとされている。

 「COVID-19」騒動の始まりは2019年12月。その月の終わりに中国の武漢にある病院でSARSと似た症状の患者が見つかったのだ。当初、重症の肺炎患者は9名だったが、翌年の1月3日には11名になった。

 こうした状況を受け、2020年1月22日に中国の国務院新聞弁公室で記者会見が開かれ、そこで疾病預防控制中心(CCDC)主任の高福は武漢市内の海鮮市場で売られていた野生動物から人にウイルスが感染したとする見方を示した。

 この高福は2019年10月18日にビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団とジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターがニューヨークで開催したコロナウイルスが全世界で流行するという設定のシミュレーション「イベント201」に「プレーヤー」として参加していた人物だ。

 「SARS-CoV-2」は武漢から世界へ広がったとされているが、世界規模で「重症急性呼吸器症候群」で多くの人が死んでいるという話は聞かない。パンデミックと言えるような状態には思えないのだ。

 勿論、局地的に重症患者が出ることがある。例えばイランの場合、同国のイスラム革命防衛隊の精鋭部隊であるコッズ軍を指揮していたガーセム・ソレイマーニーをアメリカはイスラエルの協力を得て2020年1月に暗殺したが、その数週間後にイランの国会議員がCOVID-19に感染したという。その数は全議員の8%に達し、10名以上が死亡したと伝えられている。

 しかし、こうしたことは例外的。それにもかかわらず「感染拡大」が言われているのはPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査のためだ。この検査は特定の遺伝子型を試験管の中で増幅する技術であり、ウイルスそのものを見つけることはできない。

 増幅の回数を「Ct値」と呼ぶが、その値を増やせば、つまり増幅回数を増やせば、医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になる。そこで、パンデミックを演出した​WHO(世界保健機関)でさえ昨年12月14日にPCRのCt値を高くしすぎないようにと通告​、今年1月20日にはPCR検査を診断の補助手段だと表現している。

 2020年3月19日に国立感染症研究所が出した「病原体検出マニュアル」を見ると、Ct値は40。​特定の遺伝子型を探し出すために適切なCt値は25から30、多くても30から35にするべき​だと専門家の間では言われていたのだが、それを大きく上回っている。WHOの通告もあり、今年1月22日には日本の厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は「医療機関・高齢者施設等における無症状者に対する検査方法について(要請)」の「別添2」にCt値の上限を35にするよう書いている。

 35でもCt値は高すぎるのだが、それでもPCR検査はこの基準で行わなければならない。PCR検査の実施機関がCt値を「把握していない」のは論外として、「PCR検査キットのマニュアル」や感染研の「病原体検出マニュアル」に従っているということも許されない。













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最終更新日  2021.06.30 14:00:06



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