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《櫻井ジャーナル》

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2021.11.04
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 アメリカでは「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」の接種対象年齢を5歳から11歳の子どもへ広げることをCDC(疾病予防管理センター)のロシェル・ワレンスキー所長は11月2日に承認した。その数時間前、同センターの諮問委員会が子どもへの接種開始を推奨する決議を満場一致で認めていた。その前、10月27日にFDA(食品医薬品局)の諮問委員会では17対0(棄権1)で接種対象を5歳から11歳の子どもへ広げることに賛成している。

 ファイザーの提出したデータが信用できるという前提でFDAやCDCはこうした結論を出したのだが、そのデータの作成に携わったベンタビア研究グループの​ブルック・ジャクソンは会社とFDAに対し、不正があると通告​していた。データの改竄、適切な訓練を受けていない接種医の雇用、緩慢な副作用の追跡調査などだ。ベンタビアだけでなく、FDAもファイザーの提出したデータが信頼できないとする情報を持っていたわけだ。この通告をした日にジャクソンは解雇された。

 COVID-19で死亡しているとされる年少者は少なく、「ワクチン」の効果があるとしても、メリットはないに等しい。その年少者への接種を強制する理由として、高齢者への感染防止が主張されている。死亡した高齢者の大多数が深刻な持病を抱えていると指摘されてきたが、そうしたことは無視しての主張だ。そして「無症状感染」という仮説が導入された。

 その仮説を正当化するために使われたのがPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査。特定の遺伝子型を試験管の中で増幅するのだが、その増幅サイクル(Ct)を増やしていけば医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になり、偽陽性が増えていく。

 偽陽性を排除するためにはCt値を17以下にしなければならず、35を超すと偽陽性の比率は97%になるとも報告されている。WHO(世界保健機関)が昨年12月14日、PCRのCt値を高くしすぎないようにと通告したのはそのため。そもそもPCRの目的は、技術の開発者で1993年にノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスも語っているように、分析だ。診断ではない。そこで、WHOでさえ、今年1月20日にPCR検査は診断の補助手段にすぎないとしている。

 「COVID-19ワクチン」を接種した後に帯状疱疹や⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)が現れると早い段階から報告されていたが、今年の4月頃になると、心筋炎や心膜炎を引き起こす若者が目立つと報告されるようになった。

 FDAで「ワクチン研究評価室」を室長を務めてきたマリオン・グルーバーと生物学的製剤評価研究センターで副センター長を務めてきたフィリップ・クラウスが執筆者に名を連ねる報告が​イギリスの医学誌「ランセット」に掲載​されたのは9月13日のこと。

 その中で「COVID-19ワクチン」の追加接種(ブースター)を慌てて頻繁に実施することは危険だとしている。mRNAを利用した製品は「心筋炎」を、またアデノウイルスをベクター(遺伝子の運び屋)に利用したジョンソン・アンド・ジョンソンやオックスフォード/アストラゼネカの製品はギラン・バレー症候群(根神経炎の一種)を引き起こす恐れがあるという。そうした「ワクチン」を子どもに接種するリスクは計り知れない。​グルーバーとクラウスはバイデン政権の「ワクチン」接種政策に抗議するため、辞意を表明した​。

 現在、最も使われている「COVID-19ワクチン」は2種類の「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン」。つまりBioNTechの技術を使ってファイザーが生産している製品とモデルナの製品だ。

 このタイプの「ワクチン」は体内でSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)のスパイク・タンパク質を製造、それによって抗体を作り出すというのだが、この​スパイク・タンパク質自体が病気の原因​になると言われている。

 スパイク・タンパク質は血栓を作り出す。大きな血栓は脳梗塞や心筋梗塞の原因になり、微小血栓によって脳、脊髄、心臓、肺のように再生しない細胞がダメージを受け、その影響は死ぬまで残ると考えられている。心筋炎や心膜炎の原因もここにありそうだ。

 最近では子宮内膜の癌が増えているとする話も出ている。「COVID-19ワクチン」の接種が始まる前からADE(抗体依存性感染増強)を懸念する研究者は少なくなかったが、実際に増えていると言われている。

 「mRNAワクチン」では不安定なmRNAを輸送するためにLNP(脂質ナノ粒子)が使われるが、そのLNPは人体に有害。投与されたLNPは肝臓、脾臓、副腎、そして卵巣に分布すると報告されている。

 LNPが卵巣に分布する量は微量なので心配しなくて大丈夫だとする議論もあるが、ごく微量であろうと、存在してはいけない物質が存在する。LNPが卵子に影響、不妊につながることは否定できない。

 さまざまな副作用は「接種」が始まってから明らかになった。本来なら行わなければならない動物実験や治験が適切に行われていないことが一因だ。今、治験が行われていると言う人もいる。

 当然のことながら、5歳から11歳の子どもへの「ワクチン」接種が安全だかどうかも不明。例えば、FDAの諮問委員会メンバーとして子どもへの「ワクチン」接種に賛成したハーバード大学のエリック・ルビン教授は安全性に関し、​どの程度安全かは始めてみないとわからない​と語っているが、その通りだろう。

 FDAと医薬品業界との癒着を象徴すると言われている人物がスコット・ゴットリーブ。2017年5月から19年4月までFDAの長官を務めていたが、19年6月からファイザーの重役になっている。現在、FDAの長官代理を務めるジャネット・ウッドコックはゴットリーブの部下だった。2021年6月にはアルツハイマーの薬の承認を巡ってウッドコックと対立したFDAの諮問委員3名が抗議のために辞任している。

 委員会にはファイザーの顧問だったり、同社のプロジェクトに参加していたり、ビル・ゲーツの財団から資金を得ている研究所に所属しているような人たちが名を連ねている。






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最終更新日  2021.11.04 11:57:52



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