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《櫻井ジャーナル》

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2022.08.29
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 AIDSが世界的な問題になっていた1984年からNIAID(国立アレルギー感染症研究所)の所長を務めていたアンソニー・ファウチがその職を今年12月に辞するという。COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)の恐怖を煽り、接種を推進した「ワクチン」による深刻な副作用が現実になり始める中での辞任だ。

 この「ワクチン」について早い段階から「遺伝子操作」だと指摘する専門家がいた。2021年10月にはドイツの世界的な化学会社であるバイエルの重役、ステファン・ウールレヒも「WHS(世界健康サミット)」で​「COVID-19ワクチン」は「遺伝子治療」​だと語っている。

 安全性を確認する正規の手順を無視してこの「ワクチン」をなぜ世界規模で接種しようとしたのか明確でないが、接種が始まる前から深刻な副作用が懸念され、実際、早い段階から副作用が報告されてきた。

 mRNA(メッセンジャーRNA)を使った「ワクチン」で使われているLNP(脂質ナノ粒子)は人体に有害で、投与されたLNPは肝臓、脾臓、副腎、そして卵巣に分布、また混入しているグラフェンの誘導体が臓器を傷つけているとも指摘されている。ここにきて、ファイザー製「ワクチン」を接種した女性の中に​ANCA(抗好中球細胞質抗体)​に関係した深刻な腎臓病などを引き起こす人がいるという報告も出てきた。

 その高リスク「ワクチン」を現段階で最も接種している国は日本であり、日々の「確認ケース」は突出して多い。検査数が多いからだと言う人もいるが、日本で検査が突如多くなったわけではないはずだ。







 COVID-19の「ケース」とはPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査で陽性になった件数を指している。PCRを利用した診断手順はドイツのウイルス学者、クリスチャン・ドロステンらが2020年1月に発表、WHO(世界保健機関)はすぐにその手順の採用を決めて広まったが、その当時、単離されたウイルスを使えなかったことをアメリカのCDC(疾病予防管理センター)は認めている。つまり、その時点でSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)の存在が確認されていないわけだ。

 その後、ドロステンの手順は科学技術的な間違いがあるとする指摘が出されるようになり、2021年1月20日にはWHOでさえ、PCR検査は診断の補助手段だとしている。

 CDCは感染の診断に「2019年新型コロナウイルス(2019-nCoV)リアルタイムRT-PCR診断パネル」を使っていたが、​2021年7月21日、この診断パネルのEUA(緊急使用許可)をその年の12月31日に取り下げると発表​した。SARS-CoV-2とインフルエンザ・ウイルスを区別できないというからだとされている。

 カリフォルニア大学、コーネル大学、スタンフォード大学を含む7大学の研究者は2021年5月1日、PCR検査で陽性になった1500サンプルを詳しく調べたところ、​実際はインフルエンザウイルスだった​と発表している。

 日本ではPCR検査を継続した。この検査を止めれば「ケース」の数は減少するだろうが、この検査を続けることで技術的に増加することはない。日本で「ケース」の数が増えたのは陽性者数が増えたからであろう。ひとつの可能性は「ワクチン」による免疫力の低下だ。

 COVID-19騒動は中国の湖北省武漢でSARSに似た重篤な肺炎患者が見つかったところから始まる。中国は2019年12月31日にWHOへ報告、その後、湖北省では11月17日に患者が出ていると確認されている。何らかの病原体が存在していたことは確かだろう。

 しかし、その病原体が世界に広がり、そのためにWHOが2020年3月11日にパンデミックを宣言したという流れになっているとは思えない。重篤な肺炎患者が世界の街中にあふれるというような事態にはなっていない。湖北省の場合でも、2020年2月から感染対策を指揮した中国軍の陳薇は2002年から中国で広まったSARSの経験に基づいてインターフェロン・アルファ2bを使用、それが2019年のケースでも有効で、早期に沈静化している。つまり有効な医薬品があるのだ。

 インターフェロン・アルファ2bはキューバで研究が進んでいる医薬品で、リンパ球を刺激して免疫能力を高める働きがあるとされている。吉林省長春にも製造工場があり、中国の国内で供給できたことも幸いした。​今回の件で中国の習近平国家主席はキューバのミゲル・ディアス-カネル大統領に謝意を述べた​と伝えられている。

 そのほか、駆虫薬として知られているイベルメクチンが有効だということはメキシコの保健省と社会保険庁が実際に使って確認、また​抗マラリア薬のクロロキンがコロナウイルスに対して有効だとする論文が2005年8月22日にウイルス・ジャーナルというNIH(国立衛生研究所)の公式刊行物に掲載​された。ヒドロキシクロロキンはクロロキン以上に安全で効果が期待できると言われている。

 つまり、COVID-19に有効な複数の医薬品が存在するわけで、安全性を確認する正規の手順を無視してリスクの高い「ワクチン」の緊急使用を許可するような事態ではないのだ。しかも危機感を煽るため、診断には不適切なPCR検査を使った。

 その高リスク「ワクチン」が接種され始めた直後から帯状疱疹、⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)、ギラン・バレー症候群による末梢神経の障害が報告されるようになり、日本で「ワクチン」の接種が本格化する前、​2021年4月からイスラエルでは十代の若者を含む人びとの間で心筋に炎症を引き起こす事例​が見つかり、「COVID-19ワクチン」との関係が疑われている。こうした報告をアメリカの当局も無視できなくなった。

 ​CDCのACIP(予防接種実施に関する諮問委員会)​は6月23日、mRNAワクチンと「穏やかな」心筋炎との間に関連がありそうだと言わざるをえなくなる。

 そのほか、「ワクチン」の接種が始まる前から「ADE(抗体依存性感染増強)」が問題になっていた。コロナウイルスの場合、表面にはスパイク・タンパク質と呼ばれる突起物があり、「mRNAワクチン」はそのスパイク・タンパク質を体内で製造して抗体を作らせ、免疫を高めることになっている。

 しかし、抗体には感染を防ぐ「中和抗体」と感染を防がない「結合(非中和)抗体」があり、結合抗体はウイルスを免疫細胞へ侵入させて免疫の機能を混乱させてADEを引き起こすと考えられている。その結果、人間の免疫システムに任せておけば問題のない微生物で深刻な病気になる。実際、そうしたことが引き起こされているようだ。

 ​専門家の間では「ブースター」も問題にされていた​。「ワクチン」の接種者に深刻な副作用が現れ、死亡するケースが目につくようになった後、追加の接種を主張するようになったのだ。FDA(食品医薬品局)の科学顧問パネルは16歳以上の人に対するBioNTech/ファイザーの「ブースター」接種を、65歳以上を例外として推奨しないと決議しているが、実行されている。

 FDAで「ワクチン研究評価室」を室長を務めていたマリオン・グルーバーと生物学的製剤評価研究センターで副センター長を務めてきたフィリップ・クラウスもそうした立場。ふたりも執筆者に名を連ねる報告が9月13日、イギリスの医学誌「ランセット」に掲載された。その中で​「COVID-19ワクチン」の追加接種(ブースター)を慌てて頻繁に実施することは危険​だとしている。

 その報告によると、mRNAを利用した製品は「心筋炎」を、またアデノウイルスをベクター(遺伝子の運び屋)に利用したジョンソン・アンド・ジョンソンやオックスフォード/アストラゼネカの製品はギラン・バレー症候群(根神経炎の一種)を引き起こす恐れがあるとしている。​グルーバー室長とクラウス副センター長は辞意を表明​した。

 そもそも「COVID-19ワクチン」自体が危険なのだが、「ブースター」は回数が増えるほど免疫力を低下させていく。接種すればするほど感染しやすくなり、命に関わってくる。​東京理科大学の村上康文名誉教授が行った動物実験では7回から8回で全個体がほぼ死滅したという​。COVID-19騒動の仕掛け人たちはこうした指摘を「デマ」だと主張するが、そう言わざるをえないのだろう。

 しかし、「COVID-19ワクチン」を接種し始めてから死亡者数が大きく増えていることは事実であり、さらに増加する様相を呈している。今後、人類にとって深刻な事態が訪れることをファウチの辞任は暗示しているようにも思える。

 2月24日にロシア軍はウクライナに対する軍事作戦を始めたが、そのターゲットにはアメリカ軍が設立した生物兵器の研究開発施設が含まれ、そこから重要文書を回収したと言われている。その中にCOVID-19に関するものも含まれていたようだ。そうした文書や分析結果をロシア政府が全て公表しているとは言い切れない。






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最終更新日  2022.08.29 10:08:08



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