カテゴリ:カテゴリ未分類
現在、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)対策として何種類かの「ワクチン」が使用されている。いずれも安全性を確認する正規の手順を踏まず、緊急事態だという名目で使われている。最も多く使われているのは2種類の「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン」で、ひとつはファイザー/BioNTech製、もうひとつはモデルナ製だ。 その2社が新しい「COVID-19ワクチン」を開発、FDA(食品医薬品局)が承認し、CDC(疾病予防管理センター)のロシェル・ワレンスキー長官はファイザー/BioNTech製「ワクチン」を12歳以上の人に、またモデルナ製「ワクチン」を18歳以上の人に追加接種することを推奨すると9月1日に発表、9月6日にはジョー・バイデン大統領がこの件で声明を発表している。新しい「ワクチン」はネズミで実験しただけであり、危険性が増している。 9月6日にはホワイトハウスの対策チームがブリーフィングを行っているのだが、その中でアシシュ・ジャーが神憑った表現を使い、話題になっている。インフルエンザとCOVIDの「ワクチン」を同時に接種できるとした上で、神が人間にふたつの腕を与えたのは片方がインフルエンザのため、もう片方がCOVIDのためだと「本当に信じている」そうだ。 NIAID(国立アレルギー感染症研究所)の所長を1984年から務めてきたアンソニー・ファウチはインフルエンザ・ワクチンと同じように、「COVID-19ワクチン」も毎年接種するようになるかもしれないと語っているが、インフルエンザ・ワクチンにも問題が指摘されてきた。 しかし「COVID-19ワクチン」はそれとは比較にならないほどリスクが高い。接種が始まる前から「ADE(抗体依存性感染増強)」によって免疫の機能が混乱、人間の免疫システムに任せておけば問題にならない微生物でも深刻な病気になると懸念されていた。 接種が本格化した直後から帯状疱疹、⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)、ギラン・バレー症候群による末梢神経の障害が報告されるようになる。2021年4月からイスラエルでは十代の若者を含む人びとの間で心筋に炎症を引き起こす事例が見つかり、CDCのACIP(予防接種実施に関する諮問委員会)は6月23日、「mRNAワクチン」と「穏やかな」心筋炎との間に関連がありそうだと発表した。日本での接種が本格化する前からこうしたことは知られていたわけだ。 そのほか、ファイザーの副社長を務めていたマイク・イードンと欧州評議会議員会議の健康委員会で委員長を務めるウォルフガング・ウォダルグは早い段階にワクチンの臨床試験を中止するように求める請願をEMA(欧州医薬品庁)へ提出した。女性を不妊にする可能性があると指摘している。 ファイザーやモデルナの「ワクチン」が利用しているmRNA技術ではLNP(脂質ナノ粒子)が使われているが、これは人体に有害だとされている。投与されたLNPは投与された部分のほか肝臓、脾臓、副腎、そして卵巣に分布すると報告されているため、卵子へ何らかの影響が出て不妊になるのではないかと懸念されていた。 ここにきて精子への悪影響も懸念されている。一時的に精子の濃度や運動性が低下するという研究報告があるのだが、ファイザーの内部文書によると、「mRNAワクチン」の成分が皮膚の接触、吸引、性交渉などで人から人へ移動することが懸念され、臨床試験を行なっていた。 「COVID-19ワクチン」の接種が始まる前から精子の減少は深刻化している。WHO(世界保健機関)によると、正常な精子の個数は1ミリリットル当たり1500万個から2億個だが、シャンナ・スワンという学者によると、4000万個以下になると生殖に支障が生じる恐れがある。現在は平均4710万。1世代前は9900万個だったという。原因は不明で、化学物質、ホルモン、遺伝子組み換え作物が疑われているが、最近ではワクチンにも疑惑の目が向けられている。 生活環境の周辺には多くの化学物質が存在している。そうした物質が発生異常や生殖異常の原因ではないかとする仮説が1996年に出版された『奪われし未来』という著作で提示された。その後、「環境ホルモン(内分泌攪乱物質)」という用語が広まる。 この本が書かれた背景には、精子の減少がある。出版後の研究によると、1973年から2011年までの間に西側諸国では1ミリリットル当たりの精子数が52%以上減っているという。総数では59%の減少になる。(Shanna H. Swan with Stacey Colino, “Count Down,” Scribner, 2020) 化学物質が生殖機能にダメージを与えるということは1970年代から現場では知られている。スワンの本によると、1977年当時、殺虫剤の生産工程に2年以上いると子どもを産めなくなるという噂があったと某化学会社の労働者は語っていたという。(前掲書) 実は、日本でも似たようなことが言われていた。測定限度ぎりぎり、おそらく測定不能なほど微量でも生殖機能にダメージを与える化学物質が次々に見つかっていると、某大学で化学を専攻していた大学院生が1976年頃に話していた。 本ブログでは何度か触れたが、WHOとUNICEFが2014年にケニアで接種された破傷風ワクチンを検査したところ、6つのサンプル全てからHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)抗原が検出されたと現地のカトリック系病院の医師が告発している。集団不妊の実験をしたのではないかと疑われたのだ。この疑惑は公的に否定されたが、疑惑は消えていない。 こうした事態に触発されたのか、2006年に「トゥモロー・ワールド」という映画が公開された。子どもが生まれなくなった社会を描いた作品だが、荒唐無稽な話だとは言えない。精子の減少が早くから話題になっていたのはアメリカだが、その減少が広がっているようだ。喜んでいるのは人口削減主義者だけだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.10 00:00:12
|