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《櫻井ジャーナル》

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2022.10.29
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 FDA(食品医薬品局)とCDC(疾病予防管理センター)が共同で運用している​VAERS(ワクチン有害事象報告システム)への自主的な報告​によると、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」による死亡者数は10月21日現在、前の週より119名増えて3万1653名に達した。なお、VAERSに報告される副作用の件数は全体の1%にすぎないと言われている



 中国の湖北省武漢でSARSに似た重篤な肺炎患者が見つかったことは確かなようで、その原因になる病原体が存在していることは事実だろう。その病原体をWHO(世界保健機関)は「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」と名付けた。2020年3月11日にWHO(世界保健機関)はパンデミックを宣言したが、そうした病気が世界的に広がったとする主張には大きな疑問がある。

 早い段階から指摘されていたが、この病気で死亡されたとされる人の大半は高齢者で、心臓病、高血圧、脳卒中、糖尿病、悪性腫瘍(癌)、肺疾患、肝臓や腎臓の病気を複数抱えていた。2020年4月にはWHOやCDCは死亡した患者の症状がCOVID-19によるものだと考えて矛盾しないなら死因をCOVID-19として良いとする通達を出している。

 本来ならさまざまな病名が付けられたであろう人をCOVID-19の患者に仕立て上げるために使われたのがPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査だ。「無症状感染者」なる概念も導入された。

 PCRは特定の遺伝子型を試験管の中で増幅する技術で、増幅できる遺伝子の長さはウイルス全体の数百分の1にすぎない。その遺伝子が存在するかどうかを調べることができるが、定量分析には向かないのだ。

 増幅する回数、つまりCt値を増やしていけば医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になり、しかも偽陽性が増えていく。偽陽性を排除するためにはCt値を17以下にしなければならないという報告がある。35を超すと偽陽性の比率は97%になるとも報告されているのだが、2020年3月19日に国立感染症研究所が出した「病原体検出マニュアル」のCt値は40であり、医学的には無意味な検査が行われてきたのだ。

 PCRを利用した診断手順はドイツのウイルス学者、クリスチャン・ドロステンらが2020年1月に発表、WHOはすぐにその手順の採用を決めて広まったが、その当時、単離されたウイルスを使えなかったことをアメリカのCDCは認めている。その時点でSARS-CoV-2の存在が確認されていない。

 その後、ドロステンの手順は科学技術的な間違いがあるとする指摘が出されるようになり、2021年1月20日にはWHOでさえ、PCR検査は診断の補助手段だとしている。

 CDCは感染の診断に「2019年新型コロナウイルス(2019-nCoV)リアルタイムRT-PCR診断パネル」を使っていたが、​この診断パネルのEUA(緊急使用許可)を2021年12月31日に取り下げるとCDCは同年年7月21日に発表​した。SARS-CoV-2とインフルエンザ・ウイルスを区別できないというからだとされている。

 カリフォルニア大学、コーネル大学、スタンフォード大学を含む7大学の研究者は​2021年5月1日、PCR検査で陽性になった1500サンプルを詳しく調べたところ、実際はインフルエンザウイルスだった​と発表していた。

 「COVID-19ワクチン」の接種が本格化した直後から深刻な副作用が報告されている。まず帯状疱疹、⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)、ギラン・バレー症候群による末梢神経の障害が報告されるようになり、​2021年4月からイスラエルでは十代の若者を含む人びとの間で心筋に炎症を引き起こす事例が見つかる​。すぐに「COVID-19ワクチン」との関係が疑われ、CDCのACIP(予防接種実施に関する諮問委員会)は同年6月23日、​mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンと「穏やかな」心筋炎との間に関連がありそうだ​と発表した。

 そのほか、「ワクチン」の接種が始まる前から「ADE(抗体依存性感染増強)」が問題になっていた。その結果、人間の免疫システムに任せておけば問題のない微生物で深刻な病気になるということだ。

 これとも関係するが、専門家の間では「ブースター」が危険視されている。FDA(食品医薬品局)の科学顧問パネルは16歳以上の人に対するファイザーの「ブースター」接種を、65歳以上を例外として推奨しないと決議しているが、実行されている。

 FDAで「ワクチン研究評価室」を室長を務めていたマリオン・グルーバーと生物学的製剤評価研究センターで副センター長を務めてきたフィリップ・クラウスもそうした立場。ふたりも執筆者に名を連ねる報告が9月13日、イギリスの医学誌「ランセット」に掲載された。その中で​「COVID-19ワクチン」の追加接種(ブースター)を頻繁に実施することは危険​だとしている。​グルーバー室長とクラウス副センター長は辞意を表明​した。

 そもそも「COVID-19ワクチン」自体が危険なのだが、「ブースター」は回数が増えるほど免疫力を低下させていく。接種すればするほど感染しやすくなり、命に関わってくる。​東京理科大学の村上康文名誉教授が行った動物実験では7回から8回で全個体がほぼ死滅したとしている​。

 早い段階から「ワクチン」に使われているLNP(脂質ナノ粒子)が卵子に影響、不妊につながる可能性があると懸念されていたが、最近では精子にも悪影響をよぼしていると報告されている。一時的に精子の濃度や運動性が低下するという研究報告があるのだ。また​LNP自体が人間の免疫システムに重大な変化を及ぼし、免疫力を低下させ、しかもその影響が遺伝する可能性がある​とする報告もある。

 BioNTech/ファイザーと同じようにmRNAを利用した「ワクチン」を製造しているモデルナの説明を読むと、彼らはmRNA技術を使い、コンピュータのオペレーティング・システムと同じようなプラットフォームを作るつもりだ。同社の最高医療責任者のタル・ザクスが2017年12月にで行った講演の中で、​癌を治療するために遺伝子を書き換える技術​について説明したが、これがmRNA技術。つまり遺伝子操作の技術である。

 そこで「COVID-19ワクチン」は遺伝子操作だと言う人もいるのだが、世界的な大手化学会社である​バイエルで重役を務めるステファン・ウールレヒは2021年10月、「WHS(世界健康サミット)」の集まりでmRNA技術を使って製造する「ワクチン」は「遺伝子治療」の薬だと語っている​。

 そうした新薬に「ワクチン」というタグをつけた理由のひとつは、安全性を確認するために定められた正規の手順を経ずに緊急使用を認めさせるためなのだろうが、別の理由もあるようだ。ウールレヒによると、遺伝子操作だと告げると95%の人が拒絶するという。タグを取り替えるだけで大多数の人は未知の新薬を体に入れた。

 その新薬には人類の存続を脅かしかねない深刻な副作用が指摘されているのだが、それでも強引に接種を続け、その対象年齢を下げている。カネ儲けだけでない理由があるのだろう。







最終更新日  2022.10.29 10:20:43



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