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《櫻井ジャーナル》

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2022.11.19
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 アメリカのFDA(食品医薬品局)とCDC(疾病予防管理センター)が共同で運用している​VAERS(ワクチン有害事象報告システム)への自主的​な報告によると、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」による死亡者数は11月11日現在、前の週より252名増えて3万2155名に達した。なお、VAERSに報告される副作用の件数は全体の1%にすぎないと言われている



 世界的に増えている超過死亡者数が「COVID-19ワクチン」接種のタイミングと相関関係があるが、この「ワクチン」を世界規模で使わせる切っ掛けを作ったのはWHO(世界保健機関)にほかならない。

 2019年12月31日に中国の武漢でSARS(重症急性呼吸器症候群)に似た症状の肺炎患者が見つかったところからCOVID-19騒動は始まる。その肺炎を引き起こす病原体を「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」と国際ウイルス分類委員会が命名したのは2020年2月11日。そして3月11日にWHOは「パンデミック」を宣言する。

 この「パンデミック」というタグに少なからぬ人は恐怖を感じたようだが、その意味は変化している。2009年から10年にかけての時期に「新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)」が注目される直前、その定義は変更されたのだ。「病気の重大さ」、つまり死者数がという条件が削られている。

 この「新型インフルエンザ」の死亡者は少なく、後に「偽パンデミック」だと批判されることになる。定義変更がなければ「パンデミック」を宣言できなかったのだ。COVID-19でも同じことが言える。

 COVID-19のケースでは死亡者数も水増しするためのルール変更もあった。CDCはパンデミック宣言から間もない2020年3月、死亡した患者の症状がCOVID-19によるものだと考えて矛盾しないなら死因をCOVID-19として良いと通達、同じ時期に同じ趣旨の通達をWHOも出している。

 パンデミックが宣言された直後からCOVID-19への恐怖が煽られていたが、感染して死亡したとされた人の大半は高齢者で、心臓病、高血圧、脳卒中、糖尿病、悪性腫瘍(癌)、肺疾患、肝臓や腎臓の病気を複数抱えていたと報告されている。

 CDCはFDAに「2019年新型コロナウイルス(2019-nCOV)リアルタイムRT-PCR診断パネル」のEUA(緊急使用許可)を発行させたが、このパネルが作成された当時、「SARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)」は単離されていない。

 このパネルによって「確認感染者数」に「科学的」、あるいは「医学的」なイメージがついたのだが、CDCは昨年7月、このパネルを同年12月31日に取り下げると発表した。コロナウイルスとインフルエンザウイルスを区別できないからだという。実際、COVID-19騒動が始まってからインフルエンザの感染者はほぼゼロになっていた。

 PCRは特定の遺伝子型を試験管の中で増幅する技術で、増幅できる遺伝子の長さはウイルス全体の数百分の1程度にすぎない。つまりウイルスそのものを見つけ出すことはできない。増幅の回数(Ct値)を増やしていけば医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になるだけでなく、偽陽性の確立が増えていくことも知られている。

 偽陽性を排除するためにはCt値を17以下にしなければならず、35を超すと偽陽性の比率は97%になるとも報告されている。つまり無意味なのだが、2020年3月に国立感染症研究所が出した「病原体検出マニュアル」のCt値は40だ。

 要するにPCR陽性者の大半は偽陽性。健康体でも陽性の判定が出てしまうのだが、感染者数を増やしたい当局は「無症状感染者」なるタグを作り出した。

 PCRを診断に使う危険性をアメリカの有力メディアは熟知していたはずである。例えば​2007年1月、ニューヨーク・タイムズ紙はこの問題が取り上げている​。

 アメリカのニューハンプシャー州にあるダートマース・ヒッチコック医療センターで2006年4月、ひとりの医師が2週間ほど咳き込み、ほかの医療関係者も咳をするようになり、百日咳が疑わた。そこで医療センターで働く1000名近くが簡易検査を受け、勤務から外される。

 そのうち142名が感染しているとされ、数千名がワクチンを接種する事態になったのだが、何人かは本格的な検査を受け、その結果、百日咳菌に感染していた人は確認されなかった。通常の風邪だった可能性が高いことがわかったのだ。

 騒動が始まってから8カ月後、関係者は伝染病が発生したとする警報はまちがいだったことを知らされた。こうした間違いを引き起こした原因のひとつがPCRのような高感度の簡易検査だと指摘されている。

 こうしたことをWHOやCDCを含む医療機関が知らないとは思えないが、COVID-19騒動では素早く使用が決定された。パンデミックを演出することが目的だったと言われても仕方がないだろう。この演出でCOVID-19は悪霊化され、「黒死病」が広がり始めたかのように語る人も出てくる。

 専門家の間では「COVID-19ワクチン」の接種が始まる前から「ADE(抗体依存性感染増強)」が懸念されていたが、接種が始まると帯状疱疹や⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)が現れたり体が麻痺する人が出始める。

 2021年4月頃からイスラエルでは​年少者に心筋炎や心膜炎を引き起こす​と言われるようになり、CDCのACIP(予防接種実施に関する諮問委員会)も「mRNAワクチン」と「穏やかな」心筋炎との間に関連がありそうだと言わざるをえなくなった。

 FDAで「ワクチン研究評価室」を室長を務めていたマリオン・グルーバーと生物学的製剤評価研究センターで副センター長を務めてきたフィリップ・クラウスも執筆者に名を連ねる報告が2021年9月13日、イギリスの医学誌「ランセット」に掲載された。その中で​mRNAを利用した製品は「心筋炎」を、またアデノウイルスをベクター(遺伝子の運び屋)に利用したジョンソン・アンド・ジョンソンやオックスフォード/アストラゼネカの製品はギラン・バレー症候群(根神経炎の一種)を引き起こす恐れ​があるとしている。

 卵子や精子にダメージを与えるとする報告が発表されているが、​ファイザーやモデルナの「mRNAワクチン」を接種すると6週間で脳炎や脳髄膜炎になる確率が40から70%高くなるとする報告​も出た。

 深刻な副作用を予期していたのか、国際機関も各国の関連機関も追跡調査していないようだ。ファイザーのアレルギー・呼吸器研究担当の副社長だったマイケル・イードンによると、​副作用の90%を引き起こしたロットは全体の10%以下​だとも指摘していた。壮大な実験、あるいはプロジェクトが行われている可能性がある。






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最終更新日  2022.11.19 13:59:45



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