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ロシア軍が新たな軍事作戦を始めるのは時間の問題で、アメリカやウクライナはそれを意識せざるをえない。ウクライナ軍は12月5日、ロシア領内へ深く入った場所にあるディアギレボ基地とエンゲルス基地を攻撃した。攻撃にはTu-141へ新しい誘導システムを取り付け、衛星に誘導されたとみられている。12月26日にもエンゲルス基地は同じように攻撃された。 ジャーナリストのジャック・マーフィーによると、CIAはNATO加盟国の情報機関を利用し、ロシアで破壊活動を続けている。また、グレイゾーンによると、CIAやアメリカ軍と緊密な関係にあると言われているアメリカの「民間」企業の「アノマリー6」はロシアの軍人や情報機関員の動きをリアルタイムで監視、その情報をイギリスの軍や情報機関へ提供、ウクライナ軍の軍事作戦や暗殺などに使われているという。 ウクライナ軍は12月31日、HIMARS(高機動ロケット砲システム)でドネツクにあるロシア軍の仮設兵舎を攻撃、89名以上のロシア兵が死亡したという。西側から得たターゲットに関する詳細な情報を利用したことは間違いない。 アメリカの軍や情報機関から情報を得た可能性もあるが、アノマリー6のような「民間企業」から得ていることも考えられる。西側の軍人がHIMARSを動かしている可能性もあるだろう。 今後もロシア領へ深く入った場所を攻撃するとウクライナ国防省のキリーロ・ブダノフ情報総局長は話しているが、アメリカ/NATOの軍事支援を受けても軍事力で対抗することが困難になりつつある。アメリカはウクライナへ装甲戦闘車両のブラッドレーを供給すというが、これは旧式の兵器。ロシア軍に対抗することは難しい。ブダノフの発言は、通常の戦闘からテロ作戦へ切り替えるというようにも聞こえる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.01.07 03:02:19
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