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《櫻井ジャーナル》

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2023.01.07
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 アメリカのFDA(食品医薬品局)とCDC(疾病予防管理センター)が共同で運用している​VAERS(ワクチン有害事象報告システム)への自主的な報告​によると、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」による死亡者数は12月30日現在、前の週より131名増えて3万3354名に達した。なおVAERSに報告される副作用の件数は全体の1%にすぎないと言われている。



 バイエルのステファン・ウールレヒが言うように、​「mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン」は遺伝子治療薬​であり、新薬だ。しかも安全性を確認する正規の手続きを踏んでいない。

 ファイザーで国際先進国市場部門を統括している​ジャニーヌ・スモールは昨年10月10日、同社の「ワクチン」がウイルスの伝播を止められるかどうかを市場へ出す前にテストしていないと欧州議会で明らかにしている​。今後、どのようなことが起こるかはわからない。

 未確認の病原体にSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)という名称が付けられ、ドイツのウイルス学者であるクリスチャン・ドロステンらはPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)を利用した診断手順を発表、WHO(世界保健機関)はすぐにその手順の採用を決め、世界に広まった。

 アメリカのCDCはFDAに「2019年新型コロナウイルス(2019-nCOV)リアルタイムRT-PCR診断パネル」のEUA(緊急使用許可)を発行させたが、2021年7月、このパネルを同年12月31日に取り下げると発表。コロナウイルスとインフルエンザウイルスを区別できないからだという。

 この発表が出る前、​2021年5月1日にカリフォルニア大学、コーネル大学、スタンフォード大学を含む7大学の研究者は、PCR検査で陽性になった1500サンプルを詳しく調べたところ、実際はインフルエンザウイルスだったと発表​している。この結論をカリフォルニア大学は間違いだと主張したが、その根拠は示されていない。

 PCRは特定の遺伝子型を試験管の中で増幅する技術であり、診断に使うべきでないとPCRを開発、1993年にノーベル化学賞を受賞したキャリー・マリスも主張していた。なお、マリスはCOVID-19騒動が始まる前、2019年8月7日に肺炎で死亡している





 この技術は遺伝子を増幅することが目的で、可能な遺伝子の長さはウイルス全体の数百分の1程度にすぎない。増幅の回数(Ct値)を増やしていけば医学的に意味のないほど微量の遺伝子が存在しても陽性になるだけでなく、偽陽性の確立が増えていくことも知られている。偽陽性を排除するためにはCt値を17以下にしなければならず、35を超すと偽陽性の比率は97%になるとも報告されている。





 COVID-19騒動によって世界の仕組みが大きく変化したが、疑惑もある。まず病原体が明確でなく、「感染」を確認することはできない。診断に使うべきでないPCRを利用して数値は出せるが、無意味だ。その一方でさまざまな原因の患者に「COVID-19」というタグをつけ、パンデミックを演出してきた。

 しかし、「COVID-19ワクチン」で深刻な副作用が現れていることは間違いない。帯状疱疹、⾎栓性⾎⼩板減少性紫斑病(TTP)、ギラン・バレー症候群による末梢神経の障害、心筋炎、心膜炎、ADE(抗体依存性感染増強)などが報告され、免疫を弱めるとも言われている。さらに、将来、人類の存続を危うくさせるような深刻な結果が現れる可能性もある。​アスリート​が競技中に倒れ、死亡するケースも少なくない。



 「COVID-19ワクチン」の危険性が明確になり、その「ワクチン」を推進してきた勢力に対する批判の声が強まっているわけだが、そうした中、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は、医師がCOVID-19に関し、公式見解に反する意見を述べることを禁止する法律を成立させた。科学的に正しいかどうかではなく、「異端」を絶滅させようというわけだ。カリフォルニア州は言論や学問の自由を否定した。









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最終更新日  2023.01.07 10:12:17



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