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ロシア外務省は6月24日、リン・トレーシー米大使を召喚し、23日にセバストポリの近郊がATACMS(陸軍戦術ミサイル・システム)で攻撃された出来事に関し、アメリカにも責任があると非難したという。 攻撃に使われたミサイルは5機で、そのうち4機は途中で無力化されたものの、残りの1機が浜辺の上空でクラスター弾頭を爆発させ、2名の子どもを含む4名が死亡、150名以上が負傷した。こうしたミサイルの攻撃には偵察衛星からの情報が必要で、オペレータは供給国の人間、つまりアメリカ人である可能性が高い。 ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官はこの攻撃に関し、誰が背後にいるのか、誰が複雑な技術を要するミサイルを標的に誘導しているのか、ロシア政府は完全に理解していると語った。ロシアの民間人を殺害する行為にアメリカが直接関与したとみなされているが、それに対する「結果」が生じるともしている。必ず「対応」するというわけだ。 ウクライナ軍によるロシア領への攻撃にはアメリカ軍の偵察衛星だけでなく、国境近くを飛行している偵察機も参加していると言われている。報復は避けられないが、それによってアメリカを含むNATO諸国で国民が反ロシアで結束するとは思えない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.25 03:06:05
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