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2025.09.21
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 ミサイルやドローンによる攻撃で囮として利用されるロシア製ドローン「ゲルベラ」が9月9日の深夜、あるいは9月10日未明にポーランド領空に侵入したと報道された。同国の国防省によると、19機の飛行物体がポーランド領空に侵入、ドナルド・トゥスク首相によると、そのうち4機を撃墜したと述べたという。ポーランドのF-16戦闘機、オランダのF-35戦闘機、イタリアのAWACS哨戒機、そしてNATOが共同運用する空中給油機が撃墜作戦に参加したとする情報も流れている。

 ヨーロッパのエリート層はロシアからの攻撃だと騒いでいたが、これらのドローンがドンバスから飛行したとは考えにくい。遠すぎるのだ。ポーランド国内やウクライナ領内からでなければ、ベラルーシから飛び立ったと言わざるをえない。ポーランドの中ではウクライナが飛行させたと考える人が少なくない。

 中国の浙江省義烏市とスペインのマドリッドを結ぶ全長1万3000キロメートルの鉄道が開通したのは2014年11月のことだった。中国、ロシア、そしてポーランドとベラルーシを通過するのだが、ポーランドは9月10日のドローン侵入、そして軍事演習「ザパド2025」を口実にしてベラルーシとの国境を閉鎖することを決定、この鉄道を遮断した。「ザパド2025」終了後も閉鎖は継続されている。ロシアがウクライナ西部で行っている「ハイブリッド作戦」をやめさせろとポーランドは中国に対して要求している。ロシア産天然ガスを輸送するパイプラインの遮断に続く「自爆攻撃」だ。

 ロシアは和平協定は求めても停戦協定は拒否している。停戦協定はロシアの攻撃を中止させ、その間にロシアと戦うための戦力を増強するための時間稼ぎに過ぎないからだ。

 この策略は2014年の「ミンスク1」と15年の「ミンスク2」で成功、8年かけてウクライナの戦力を増強させ、2022年2月からの戦闘につながった。この時に煮湯を飲まされたロシアは停戦交渉を拒否しているわけだ。

 ウクライナ軍は事実上、崩壊。イギリス、フランス、ドイツは兵器だけでなく人員をウクライナへ派遣しているが、ロシアは相手がNATO加盟国でも容赦していない。ウクライナと距離を置き始めているアメリカを引き戻そうとヨーロッパは必死のようだ。

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【​Sakurai’s Substack​】

【​櫻井ジャーナル(note)​】






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最終更新日  2025.09.21 19:51:09



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