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2006.06.22
カテゴリ：第４話 皇帝光臨
 一方、コイユールが作業に再び戻ると、アンドレスは気配を感じ取られぬように、そっとその動きを止めた。 気配を読み取ることにも既に長けているアンドレスにとって、眼下の空き地に人が入ってくれば、瞬時にそれは分かった。 当然ながら、偶然にも、それと気付かず自分の方向にやってくるコイユールの姿を、彼もまた、心臓が止まる思いで高台の上から見ていたはずである。
彼は、コイユールがしたように、相手を真っ直ぐ見つめることもできぬまま、ただ後ろ姿のままで、しかし、彼女の気配だけはしっかりと感じ取りながら、ただ気付かぬふりをしてサーベルを振るしかなかったのだ。
しかし、今の彼には、己の立場と、任務と、責任と、そして、己の心とのバランスを、一体どうとったらよいのかまるで分からなかったし、この状態でコイユールとひとたび身近に接したら、ギリギリに保っているバランスを崩してしまいそうで非常に怖くもあった。 今、こうしていてさえ、サーベルを握る指も、既におぼつかない。
彼はそのまま逃げ去るように、完全に己の気配を消したまま、決して振り向かずにその場を立ち去った。
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こんばんは
ああ、やはり、コイユールの想いと同じように、 アンドレスも同じような想いを…せ、切ないですね！！ でも、今夜の気持ちだけ…気配だけ…魂だけの出会いは、二人の関係をよりいっそう深めたのではないでしょうか 月夜の空は、もう不気味な空に見えず、切ない二人を見守るように清々しい見えてしまったのは僕の勝手な妄想かも 長編は、ストーリーの概略があると、途中から読み始めやすいですよね！！ さすがです！！ (2006.06.22 21:47:49)
negibonさん、こんばんは！
切なさを共有してくださり、幸いです！ ＞でも、今夜の気持ちだけ…気配だけ…魂だけの出会いは、二人の関係をよりいっそう深めたのではないでしょうか 嬉しいことを仰ってくださる。 そのように思えば、救いを感じることができます。 互いを大切に思う気持ちと、傷つき（け）あう気持ちとが表裏みたいな二人ですが、これも仰るとおり、より確かな絆へと関係性を深めるプロセスの一つであってほしいと願います。 画像も、アップしてから、暗すぎたかなぁ～…と少々後悔していましたので、negibonさんのお言葉に救われました！ ＞ストーリーの概略 いつの間にか大分長くなってきましたので、ここらで^^ と。。。！ (2006.06.23 01:15:17)
marimonさん、こんばんは！
さきほどは、コイユールに親身な御言葉をくださり、感極まりした！ 本当にコイユールのお姉さんみたいです。 ＞＞はじめて、または、久々の読者様へ ＞なんて素敵な心使い♪ だいぶ長くなってきたので、前から、そろそろ要約を軽く載せたいと思っていたのですが、今回のタイミングで重い腰を上げました（笑） ＞アンドレス、大丈夫よ、これからもっと強くなれるワ♪ marimonさんにそう言って頂くと、非常に説得力を感じるのは…何故なのだろうか？？！ 今のペースだと、この話もまだまだ先が長そうなので、その間には、きっちり成長して頂きたいものです。 そうでないと、この話も終われない。。。 本物のアンドレスにしめしがつきませぬ（溜息）。。。 (2006.06.23 01:18:26)
コイユールと
アンドレスの 幻想的な夜の一場面、 すてきだー！！・'.: *:。.: *:･+:.'ﾟ 澄んだ冷たい空気の中に ひとすじ流れる熱い視線.: *:・ 今にも二人の心が通じ合いそうで すれ違いそうで なんと もどかしく切ないことよ！！.: *:・ 我を忘れて惹きこまれました。 コイユールといっしょに 息を詰めてアンドレスを見つめていると アンドレスも ちゃんとコイユールの視線を 背中に感じているんだもの！ .: *:・ ああ すてきだー・'.: *:。.: *:･+:.'ﾟ 私もこんなふうに書いてみたいなあ・・・..._((((((；_ _)σﾑﾘﾑﾘ (2010.02.23 22:47:23)
ふろぷしーさん、
どうもありがとうございます（*´▽`*）.:*･☆ ためいきまでついて頂けたなんて、 勿体無や、嬉しやと、 思わず手を合わせてしまいました･.｡＊† ＞澄んだ冷たい空気の中に ＞ひとすじ流れる熱い視線.: *:・ なんて素敵な表現を してくださるのですかぁ！！ ふろぷしーさんのお言葉にこそ、 ゾクゾクっと鳥肌が立ってしまいます☆:゜* 二人の心を汲み取ってくださり、 もどかしさや切なさまで共有してくださいまして、 本当にありがとうございます(^-^*) ふろぷしーさんの温かな眼差しに、 コイユールたちも深く救われる思いかと！ ＞私もこんなふうに書いてみたいなあ・・・..._((((((；_ _)σﾑﾘﾑﾘ どわぁ☆:゜* なんと勿体無いお言葉を！！ ふろぷしーさんでしたら、 もっとずっと！！ 素敵に描かれること間違いなしです！！！ 実際、本当に、ふろぷしーさんの筆に 深く酔いしれております(*u.u).:*･ 追伸♪ なんと☆:゜* さらに新たなコメントまで頂戴いたしまして、 とても嬉しく思います♪＼(*^▽^*)／ 改めまして、 ゆっくりお返事させ頂きますね☆＾∇゜）ｑ いつも本当にありがとうございます♪♪ ではっ 今日の更新準備に行ってきま～す(^-^)/ (2010.02.24 22:06:51)
(´∀｀σ)σYO!!
風とケーナさん、今日は給料日でしたｗ 月に一度の贅沢、レンタルＣＤ屋で、音楽を借りてきた四草めぐるですｗ うーむ。 どうにもアンドレスは生真面目で、四角四面に物事を考えてしまいますね。 立場、任務、責任、そして心のバランス。 でも気になるんでしょ？ アンドレスｗ しかも戦場に立っているという事は、明日、死ぬかもしれないのですぞ。 コイーユルに気持ちを伝えないまま死んでもいいの？ 確かに思春期特有のアレはありますがｗ 恥ずかちぃ～ｗ、ってのｗ 結局、アンドレスはアレですか？ｗ 私が中学生の時、小倉という名字の女の子を好きなったのですが。 小倉あんパンが好きだとしか言えなかったアレですか？ｗ おほほほ。 初のうｗ、実に初でございますｗ そそ。 今日、車のエアコンが壊れまして、これから配達なのですがｗ 憂鬱でございます。正直、暑さが怖いですｗ でも新聞配達をしていた頃は、真夏の炎天下、カブで疾走していましたから。 疾走伝説、ぶっ込みの拓ばりにｗ そそ。新聞配達は一年もやれば体が慣れます。 なので楽でしたｗ ただ寝る時間がなかなかとれなかったので、常に眠かったのを覚えています。 朝刊を配って学校へ、そして、夕刊の時間までに帰るの繰り返し。 夕刊を配った後は、拡張をやらされていましたｗ 唯一、私の人生の中で営業職でしたねｗ 肉体労働以上に営業職は、私の中ではあり得ない職ですなｗ とか言いつつ、出版社への持ち込みは営業なわけでｗ かなり辛い体験もしていますよｗ 小学館ｗ では、では。 草々。 (2013.07.10 16:59:13)
四草めぐるさま、こんばんは♪
励みになるコメント、いつも本当にありがとうございます！ お給料日、おめでとうございます☆:゜* お給料で音楽、その気持ち、分かります♪♪ 四草めぐるさま、 アンドレスのこと、見抜きすぎです～☆（笑） そなんです( *´艸`) アンドレス本人は、なんだかんだ理屈をつけておりますが。。。 ＞確かに思春期特有のアレはありますがｗ ＞ ＞恥ずかちぃ～ｗ、ってのｗ いや、もう、ズバリ、その辺りではないかとｗ 四草めぐるさまの小学生の時のエピソードは、 なんとも可愛いらしいですね(*^-^*) ＞小倉あんパンが好きだとしか言えなかったアレですか？ｗ むふふ♪ めちゃ可愛い～(*´艸｀*).:*･☆ 四草めぐるさまがご高察くださっておりますように、 アンドレスとコイユールの恋愛は、 中学生、、、いや、小学生な次元かと思われます^ ^; そんな二人ではありますが、 どうか引き続き温かく見守ってやって頂けましたら幸いですｗ エアコンがきかない状態でのご配達、 暑さが半端ないのではないかと心配です。。。(◎ ◎;) 戻られたら、どうかゆっくり休まれてくださいませ。 新聞配達のお仕事の際は、営業もなさっていらしたとのこと。 新聞の営業って、想像するだけでも大変そう・・・。 ですが、四草めぐるさまが仰るように、 出版社への持ち込みは、まさしく営業ですね！ しかも、ご自身の腕を売る、究極の営業ではないかと。 大変なご尽力かと思われますが、 プロへの堂々たる王道、 四草めぐるさまのご邁進を応援いたしております！ (2013.07.10 21:24:06) |
