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confuoco Dalnara

カントとカモノハシ

『カントとカモノハシ』
タイトルが頭韻をふんでいる!そして著者は好きなウンベルト・エーコ。
落語の三題噺(これは二題だけど...)みたいな?と思いきや
伊語の原題は頭韻を踏んでいなかった。
’KANT E L’ORNITORINCO’
英語でもPlatypusで韻はふんでいない。
カモノハシは鳥?獣?魚?
というわけで認知や認識についてう~ん?と考えさせる。

気に入ったのはこの一節。
「普遍を呼び出すのは思考の強さではなく
’叙述の弱さ’である」
哲学者の言語環境についても言及される。
「ハイデッガーの思考をその表現に使われた言語と区別するのは難しく、」
アリストテレスがそうだったように
言語(母語)にリードされる論理もある!
名詞に性別があったら
またちがったインスピレーションを受けるだろう。

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