全編は視れなかったが
鴨緑江 압록강 沿い丹東市で育ったへ・シャンユ / 何翔宇の中朝国境を捉えた映像作品がなかなか目を惹いた。
国境の川を泳ぐ人の水泳帽《The Yellow Swim Cap》
北朝鮮の労働者が銅線を巻く作業を再現した映像《Evidence》も。
別の作家
映像インスタレーションに映るアジアの工場内を見て
イム・フンスン 임흥순『危路工団 위로공단 Factory Complex』も少々想起。
新自由主義経済下に普遍的な光景なのかもしれない。
さわひらき《absent》
シュールな映像は
束芋の世界観を想起もさせるが
テントで野外、サーカス・見世物小屋のイメージで
野ざらしな投げやり感とワクワク感は若干増す。
紙芝居のゾーニングを拡張した趣も。
Kぽクラスタ的には
ソシ(少女時代・SNSD)のMVをまず想起する装置ではあるが...
エイゼンシュテイン『メキシコ万歳』のプリントに興味を抱かせる、
ケネス・アンガー「アイコニック・メモリ展」も印象的。
市川孝典の「TV」(@nadiff)は
以前メ芸で観た作品等と比べると...
メ芸に出ていたものの方が理系的に構築されていて、
作品の背後にある「論理」がもっとおもしろかった。
例えば
2012年第16回アート部門で新人賞を受賞した
Quayolaの「Strata #4」
平面の絵画作品から3DCG、
フランドル・コレクションの聖像画、ルーベンスとヴァン・ダイクの壮麗な教会絵画を
異質な河を越える妙味に比べると
薄っぺらいというか...
Quayola 的発想は
ライゾマティクス グラフィックデザインの死角
Rhizomatics: The Blind Spot of Graphic Design 展には継がれていたのかも。
こういった理系な作品、ぱっと見でスキになる。
黒川良一《ad/ab Atom》
センシング・ストリームズ―不可視、不可聴
by 坂本龍一、真鍋大度
も想起。
デヴィッド・オライリー David OReilly
「おねがい、なにかいって
Please say something」
約10年前のこのアニメーションは初めて観たが
人工的無機的な3DCGアニメで
或る意味どろどろした、
別れるか別れないかの「情動」を伝え得るとは。
伝えるフレーム・手段と伝える感情・コンテンツの
ギャップを橋渡しし結びつける創造性が印象的。
最近はゲームを作っているらしい。
羽田野麻吏《MAX ERNST/PARAMYTHES》など
書物の見る夢、書物に接近した装丁の深さにも感銘を受ける。
to be continued...!?
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