1年の殆どが緊急事態宣言。
やっと緊急事態宣言が解除され少しは「娑婆」に出れる、と
小泉明朗のVR『縛られたプロメテウス』を観たかったが
予約はいっぱいだったメ芸。
VRにすっかり慣れARからやや、遠ざかっていたところ、
Back to AR, でARの色々を楽しんでいた恵比寿映像祭。
文化庁メディア芸術祭受賞作品展もAR作品が印象的。
ひとつは紙にお絵描きしたものがARで動き出す
『らくがきAR』by クリエイティブスタジオ Whatever
2次元のらくがきが立体的に動き回るよう、
「ホネボーン HoneBorn」システムが開発されたという。
小鳥を描いたところ、画面にチーズや魚、
にんじん、リンゴ、バナナなどが表れ
お絵描きした小鳥とたわむれているのがカワイイ!
らくがき・お絵描きがアニメーションのように動き出す、
二次元が三次元になりインタラクティブに変化するプロセスは
だれもが子どもの頃夢想したはず。
そんな未来も遠くなさそう。エンターテインメント部門 優秀賞。
もう一つは、ARによるポップアップ絵本。
『Acqua Alta – Crossing the mirror』by Adrien M & Claire B
ベネチアの「高潮」が繊細なタッチで表現された黒インクや
折られた白い紙の質感そのままにアニメーションのように動き出す。
紙の上にダンサーの動きを取り込んで映し出したアニメーションでもあり
メディアミックスながら、高い芸術性ある世界観によるストーリテリングは
一貫していて、大人向けポップアップ絵本の姿をした
短編映画のよう。楽しかった。アート部門 優秀賞。
(
韓国でSMEとコラボレーションしたK-PopなWebtoon「ENT.」は
楽曲も聞ける絵本のような効果があったことも想起)
to be continued...!?
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