紺洲堂の文化的生活

2006/06/08(木)06:46

兼六園に行ってきたぞな

旅。(1)

 日本三名園のひとつである、金沢の兼六園へ行ってみました。  いやあ、さすがに今の季節は修学旅行や遠足の子供が多いですねえ。  しかも、当日は「釣りバカ日誌17」の撮影日で、園内でロケをやっておりました。遠くに西田敏行さん、三國連太郎さんらしき人影が見えます。ケータイのカメラしか持っていない私は、ズームしても撮れないですけど。エキストラやスタッフの皆さんが、ひっきりなしに動いていました。映画は待つのが仕事とはいえ、私が園に入る前から始まり、出た後もずっとやっていたようですから、時間がかかりますよねえ。暑いときだったら大変でしょうに。  園内の様子ですが、池の周りがなかなか面白い景色が見られますね。ちょうど虫も少ない新緑の季節だったので、爽やかに過ごすことが出来ました。ちょっと子供やロケがうるさかったですけどね。  ベンチに座ってボケーっとしたり、本を読んだり、2時間ぐらいブラブラしていると、何だか自分の為に庭があるような気分になってきます。やっぱり「庭園」と言うくらいですから、殿様気分でゆっくり眺めるのがいいかな、と思いまして。  こういう風景は、やっぱり月並みですけど「日本画」の画題になるような感じがしますね。油絵でもいいですし、印象派風でも大丈夫な感じはしますけど、やっぱり日本画と共通した美意識のようなものは日本庭園にも流れているなあ、と思うのです。  でも、思ったのは紅葉の季節に来た方が良かったかな、ということ。新緑も確かに生命の息吹が感じられていいのかもしれませんが、池に紅葉が映える秋の方がいいなあ、と。ま、次回のお楽しみにしておきます。

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