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カテゴリ:LIFE
子供の七五三の着物をお義母さんが用意してくださいました。
襦袢は100年も前の着物を仕立て直して、作ってくださったそうです。 100年前、お義母さんのお祖母さんの結婚衣装だったそうで、とてもありがたく、また子供たちへの愛情をひしひしと感じました。 そして、いいものは引き継がれていく…そういうことの大切さを自分の子供たちも、いつかわかってほしいなと願いました。 私の実家は、田舎から都会へ仕事を求めて出てきたので歴史は浅く、引き継いでいくものはほとんどありません。 けれども、主人には、父方も母方も、100年以上の歴史のある家系でした。 父方は主人が跡取りだと言われていたらしいのですが、今は他の人に引き継がれてしまい、もう付き合いもなくなってしまいました…。 母方は、幼少時の主人が過ごした想い出の場所、お義母さんの育った場所として、主人は残しておきたい場所だったのですが、本家を引き継いだ方々の管理が悪く、取り潰し寸前状態…。 今年の夏に、そちらのお墓にお参りする機会がありました。草は伸び放題、墓石は大きな石が転がっているだけの手入れの行き届かないその墓地に足を踏み込むと、足首に何かまとわりつく感覚が…そのあと運転をしていたのですが、足が重たくて仕方なかった。 さらにその夜、おかしな夢を見ました。家にいると、遠くの山肌から何かが流れてきて、私の足元をその流れは通っていき、私の足にまとわりついた何人もの魂を洗い流し空へと光る流れが昇っていきました。 私は霊感なんてないし、霊は信じていませんが、これは主人の母方の実家の問題なんだろうなぁと思いました。ご先祖を大切にしていない、ご先祖から引き継いだものをきちんと管理していない…。 このことを主人に話したら、はじめは馬鹿にされてしまいましたが、きちんとお義母さんに、実家のことをきちんとするように助言してました。 ご先祖様をしのぶ心、子供たちにもいつかわかる日が来て欲しい、そしてきちんと祭れる人に育って欲しいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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