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カテゴリ:事例80分料理法
昨日のブログで紹介した事例ノートでは、自分の答案を自己採点していました。
採点する際には、得点箇所を客観的に評価できることと、失点箇所を論理的に説明できることが必要になります。 自己採点の効果として、自分の答案を客観的に評価できると同時に、得点ポイントと失点ポイントがわかるようになります。 初めての2次試験受験であった平成21年度では、私は事例IIが4事例の中で一番できていたと考えていました。 ところが、評価が返ってくるとD判定。 ということは、自分の採点基準が、試験委員とは大きくかけ離れているのではないかと考えたのです。 そこで、自分の採点基準を試験委員に近づけるために、自己採点を行うようになりました。 自己採点の正誤を一番確認できるのは、受験校が行う模試です。 模試に取り組んだ後、時間を置いて自己採点し、得点ポイント、失点ポイント、得点をメモしておきます。 その後、受験校の講師による添削された答案と、どれだけ採点が乖離しているか確認しました。 乖離した原因を分析するとおおむね、(1)題意はずし、(2)一般論化、(3)知識不足、(4)表現力の悪さに集約されます。 これらの原因を、昨日のブログで紹介した方法でノートに追記することで、採点者が求め、採点者に理解される答案を作成できるようにしていきました。 こうして1冊の事例ノートで、過去問を解き(D)、自己採点を行い(C)、不足する実力を補い(A)、学習計画を立て直す(P)といったPDCAサイクルをまわしていきました。 さらに自己採点能力は、本番において思わぬ効果を発揮してくれました。 自己採点の本番での効果につきましては、『受験生最後の日』の事例I・IIにおいて、自己採点を行った様子を記述しています。 また、事例IIIにおいても自己採点を行っていますが、いつの時点で行ったのか記憶がないため記述はせず、当日の問題用紙のメモ書きによって採点内容が掲載される予定です。 なので、書籍を購入していただき、この記事と一緒に読んでいただけると、自己採点の効果がよく理解していただけると思います。<(_ _)> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.26 00:12:11
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