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カテゴリ:事例80分料理法
「おや、なんとなくおかしい」って感じること、ありますよね?
見慣れている景色、手馴れた作業、大好きな人の態度… その、「なんとなく」の気づきが、2次試験でもとても大切なのです。 「この与件文の表現、今までとなんとなく違う」 「題意となんとなくずれている気がする」 「計算で求めた答えが、なんとなく間違っている気がする」 この、「なんとなく」にきちんと対応していくことが合格に近づくと、私はドキュメントを書きながら思いました。 そして、「なんとなく」という感覚は、過去問を繰り返し解くといった、経験から得られる「勘」だと考えています。 そこで、数に対する勘「数勘」の、日常生活でトレーニング方法を紹介します。 私がおこなっていたのは、スーパーで買い物をする際、かごに入れる商品の値段をすべて覚えることです。1回あたりの買い物で大体20~30種類ほどあります。 ただ、覚えるといっても、右脳で「なんとなく」覚える程度です。 「なんとなく」ってどんな感じかと言うと、これはいくらと明確に値段が言えるのではなく、レジで入力された値段があっているか間違っているかわかるレベルです。 たぶん、固有の商品に関連付けて、ぱっと見た視覚的なイメージで値段を覚えているんだと思います。 そして、この視覚的なイメージで数字を捉える能力は、本番でも威力を発揮します。 財務諸表の数字の変化になんとなく気がつく、与件文や設問文に書かれた数字から求められる答えになんとなく気がつく、自分の計算ミスになんとなく気がつく… そんな「数勘」により、経営分析指標の絞込みや、設問文に取り組む前に公式を思い出すこと、また計算ミスによる失点を防ぐことが可能になります。 スーパー以外にも、「数勘」をトレーニングできる機会があるかもしれません。そんなことを意識しながら日常を過ごすことで、机に座っている時間以外も勉強時間となり、合格に近づくと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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