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昨夜、夫婦喧嘩をしました。
その際、私はあることを試しました。 それはクレーマー対策としてよく言われている、【相手の言い分をとことん聴く】ことです。 普段は無口な夫ですが、怒ると長い長い…延々2時間、説教されました。 普段なら、私も逆上して言い返して修羅場と化すのですが、聴くことに徹することでおもしろい発見がありました。 まず、最初は喧嘩の元仁となったことに対する私の落ち度の列挙です。 ・(夫を)無視して勝手なことをする。 ・(私が)邪魔をするから、物事がすべてだめになる。やりたいことができない。 まだあったような気がしますが、忘れてしまいました。 さて上記の苦情ですが、まさに私が夫に言いたかったことそのままなんです!相手に対する不満がここまでそっくりなことにびっくりしました。きっと、ノートに夫への苦情を書き出したら、そのまま夫が言いたいことになるんじゃないかと思いました。 そして、この苦情の裏を返すと、夫の要望が表されているということに気がつきました。要望については、個人的なことに突っ込みそうなのでここでは省きます。 さて、この苦情を一通り言い終わると、私の価値観や人格に対する攻撃です。 ・資格なんかとっても、学歴がないと成功しない。 ・キャリアがないお前なんか、馬鹿にされる。 ・金勘定しかできないお前は、きちがいだ。 ・女は世間から軽く見られる。 もっとあるんですけど、差別的な発言が多いので割愛しますが、これらの攻撃から、夫のビリーフ(無意識で信じているもの)が明確になります。 学歴・キャリア偏重、お金は汚い、男尊女卑…夫はもっと世間ずれ(?)した奇抜なビリーフの持ち主かと思っていたので、これらのビリーフに気がつき私は「お前もか~」と落胆してしまいました。 次には、私の劣っている点の列挙です。 ・お前は法律を知らないから、診断士なんかやってもすぐに訴えられる。 ・お前は民間企業に就職した経験がないから、民間企業の実情をわかっていない。 ・お前は何も考えていない。 これらの言葉の裏には、自分は法律を知っている(大学での授業で没頭した)、民間企業に勤めたことがある(バイト)、自分は思慮深いという自負が隠れているように感じました。 他にもまだまだたくさん言われました。その中には、確かに私が改善したほうがいい欠点もいくつかありました。 人からのクレームをこうして冷静に聴くと、自分の考えの鏡であったり、クレームを行っている人のビリーフだったり自負が明確になり、ある意味、恐ろしいな~と思いました。 夫婦喧嘩はしないほうがいいのですが、相手が文句を言い出したら自分はぐっとこらえて冷静に聴けば、自分が成長するいい機会になりますね。 こういう対応を取れたのも、次の本を読んでいたおかげだと感じています。 ![]() 鏡の法則 家族内のトラブルで悩んでいる人にはヒントが与えられる本です。 『幸せ成功力~』と合わせて読むと効果的です。 ![]() 〈実践〉自分の小さな「箱」から脱出する方法 夫がなぜこんなにも怒り出したのか、原因がよ~くわかりました。 ![]() 幸せ成功力を日増しに高めるEQノート この本の内容をきちんと実践すると、突発的な物事に反応しないような心持ちに変化します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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