|
テーマ:技術士試験(194)
カテゴリ:技術士
やっと、重い腰を上げての勉強再開です。 久しぶりに問Iの問題文を読みましたが、正直なところ「前置きが長いな」と感じました。 特に時間が限られている本番では、つい読み飛ばしてしまったり、一度しか読まなかったりしがちです。 しかし、この問題文をきちんと読み込むことが、合格への大きな一歩になると気が付きました。(今更ですが) つまり、問題文に忠実に従わなければ、出題者の意図から外れた解答となり、減点につながります。 そこで重要になるのが、問題文を熟読するトレーニングではないかと考えました。 実際に、令和6年度 I-1 の問題文を例に、内容を「解体」してみます。 【 ステップ1 問題の「目標」を見つける 】 最初に確認するのは、<この問題が最終的に何を目指しているのか>です。 多くの場合、問題文の冒頭には社会的背景や目標が書かれています。 ここを読み取ることで、答案の方向性が決まります。 例えば、バイオものづくりに関する問題であれば、 ・ GX(グリーントランスフォーメーション)の推進 ・地球規模の社会課題の解決 ・バイオエコノミー社会の実現 といった「大きな目標」が示されています。 この目標を理解せずに、単に技術の説明を書いてしまうと、 「趣旨から外れた答案」になってしまいます。 つまり、答案を書く前に <この問題は何を実現したいのか?> を明確にすることが重要です。 【 ステップ2 問題の「戦略」を読み取る 】 次に考えるのは、<目標を達成するための方向性(戦略)>です。 問題文には、解答の前提となる考え方や対象分野が示されています。 例えば、 ・微生物の機能を活用する ・食品・医療・化学などの分野で実用化する ・バイオ産業の発展に貢献する といった記述です。 ここは、出題者が 「この枠組みの中で考えてください」 と示している部分です。 この戦略を無視してしまうと、 × AIの話を書いてしまう × 全く別の分野の技術を書いてしまう といった、論点ずれの答案になってしまいます。 つまり、自分の土俵(得意分野)に引きずり込む前に、 <目標を達成するための方向性(戦略)> からずれないように、戦略を明確化します。 【 ステップ3 問題の「戦術」を整理する 】 最後に整理するのが、<具体的な技術レベルの話(戦術)>です。 バイオものづくりの問題であれば、 ・微生物の代謝機能の活用 ・物質変換能力の高度化 ・有用物質の生産プロセスの開発 ・社会実装に向けた技術開発 といった内容が該当します。 ここで初めて、 「自分の専門知識」を書く準備が整います。 つまり、 ここでやっと自分の土俵(得意分野)に引きずり込むことができます。 つまり、 目標 → 戦略 → 戦術 という順番で問題を理解してから骨子を作成することで、合格に近づくことができます。 【 まとめ:問題文を構造で読む 】 問Ⅰでは、問題文を次のように整理すると理解しやすくなります。 目標:社会として何を実現したいのか 戦略:そのための方向性や分野 戦術:具体的な技術や手段 この3つを意識して問題文を読むだけで、 知識が<問題の趣旨に沿った形で整理>され、答案の方向性がぶれることはほとんどなくなります。 知識を増やすことも重要ですが、 それ以上に大切なのは 「問題文をどう読むか」 です。 ということで、 過去問を解くときは、いきなり答案を書くのではなく、まず問題文を「解体」し、 目標 戦略 戦術 を整理する練習をしてみます。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026.03.16 19:00:05
コメント(0) | コメントを書く
[技術士] カテゴリの最新記事
|